約 1,181,396 件
https://w.atwiki.jp/dmps_fun/pages/1017.html
PREV:メイドの秘密 後編 NEXT:ご主人様とデュエマ 中編 ストーリー 失礼いたします ??? こんにちはいかがお過ごしでしょうか? メイド チロル …………………… メイド チロル デュエル、いたしませんか? メイド チロル …………………… メイド チロル さすがに唐突でしたね申し訳ありません メイド チロル 実は、私のご主人様がこのたび晴れてデュエルを始められまして メイド チロル はい、デュエマシティに屋敷を構えておりましたが、実はこれまでまったく… メイド チロル それで練習相手を私と弟子の方の二人でさせていただいているのですが… メイド チロル 同じデッキ、同じ戦術ばかりで飽きてきた…と、言われてしまいまして… メイド チロル という事で、今、私のデッキを改造するため、 メイド チロル 多くの方とデュエルをし、それを参考にさせていただこうと思いまして メイド チロル はい、それで街行く人に声をかけ誰彼構わずデュエルを申し込んでいるところなのです メイド チロル 【プレイヤー】さん、私のお願い…聞いていただけますでしょうか? メイド チロル 勝利時 いいデュエルでした参考にさせていただきますね メイド チロル …はい? メイド チロル あぁ、いいえ今回はあくまで新しいデッキを組むための参考… メイド チロル 勝ち負けはあまり関係はな… メイド チロル ……………… メイド チロル …勝敗を気にはしませんが、いささか心残りのあるデュエルではありました… メイド チロル …あの、もしお時間が許すようでしたらもう一戦、いたしません? メイド チロル 敗北時 私の勝ち、という事で…ありがとうございました メイド チロル 大変勉強になりました メイド チロル 参考にさせていただきご主人様とのデュエルに活用させていただこうと思います メイド チロル それでは… メイド チロル ……………… メイド チロル …もしかして、他にも個性的なデッキをお持ちだったり…します? メイド チロル もしそれでしたらもう一度…お願いできませんでしょうか? メイド チロル PREV:メイドの秘密 後編 NEXT:ご主人様とデュエマ 中編
https://w.atwiki.jp/bonshoden/
ここはSS速報内の二次創作SS 真・恋姫無双【凡将伝】 のまとめwikiです 現行スレ 真・恋姫無双【凡将伝】その18 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1399473586/
https://w.atwiki.jp/nekomimi-mirror/pages/123.html
こっちをむいてよ!! ご主人様 第10話 大晦日のシュバルツカッツェ城はシンと静まり返っている。ほとんどのネコ姫が 父親のいる実家に帰省しているからだ。妹のユナも薬局の店員の家族を引き連れて 南方へ避寒社員旅行に行ってしまった。リナも何が楽しいのか、『寒稽古』と言う 名目で城下の道場に泊り込んでいる、あれで年明けには道場の卒業生が挨拶に長蛇の 列をつくるらしい。 わたしはと言えば、じっと冷たい静けさに耐えつつ、ベットの中で丸まって 過ごすのが例年の通過儀礼だったが今年は違う。 「んっ、はあっ・・・ご主人さま・・・んっ、んっ・・・」 今年から雇った、少年の香りの残る表情の召使いがわたしのみっちりとしたカラダに 真っ直ぐな欲望を激しく叩きつける。猛った召使いのモノがわたしを激しく甘美に 貫く。ちょうど腕立て伏せのような体勢なので、あごを滴った汗がゆっくりと パタンパタンとわたしに落ちてくる。不快ではない・・・わたしを気持ち良くさせようと 一生懸命の召使いが何故かいとおしくてその全てを受け入れたくなる。 「もっと、もっとえぐるにゃ・・・んっ、にゃふ・・・」 わたしは足で挟みつけるように『ぎゅっ』と召使いのしなやかな腰に両足を巻き つけて催促する。キモチいい角度とテンポをその足で『くっ、くっ』と軽く押して 誘導する。また絶頂が近づいてくる、今日だけで朝から何回セックスしたのかもう 解からないほど。召使いが泣きそうな声で言う。 「うああっ!!ご主人様っ、ぼく・・・ぼくもう・・・」 「いいにゃよ・・・タップリ出すにゃ、わたしも、わたしも・・・ おっきいのキそうにゃ――っ!! 」 『ビクビクッ!! 』 召使いのお尻の上に巻き付けていたわたしのふくらはぎがシャセイ寸前の腰の痙攣を 拾う。そして華奢なカラダに似合わにゃいほどの大きなペニスのカリが弾けるみたいに 『ぶわっ』と広がって・・・あ、熱いにゃ!! ・・・ 「に゙ゃあああああっ!!イク、イク、イクにゃあああああああっ!!」 「ご主人様――っ!! 」 召使いはシャセイしにゃがらもすごい勢いで腰を使う。『どぴゅどぴゅ』を感じつつ 挿入される快感といい。イッた後の敏感な亀頭を無理やりコスりつつピストンする 召使いのイキ顔が死ぬほどわたしを興奮させる。 「んっ、にゃふ・・・はにゃん、上手だったにゃ・・・」 ガクガクと手で体を支えきれなくなった召使いが、かぶさって来る。わたしはその 召使いの汗ばんだ背中を『よしよし』して言う。召使いは呟くように言う。声まで 弛緩して震えているみたいに聞こえた。 「ごしゅじんさまぁ・・・」 わたしもカラダ中を『ガクガク』『ヒクヒク』と痙攣させて、凄まじいオルガズムを 堪能する。始めはこんにゃにカラダの相性が合うとは思わなかったにゃ・・・わたしの 秘肉は一滴でも多く召使いの白濁を搾り取ろうと無意識にいつまでも蠢いていた・・・ 『ふにゅふにゅ・・・』 召使いがわたしの胸に嬉しそうに頬ずりしてる・・・母親が幼いときに離婚した所為か、 ずいぶんと母性的なものに甘える傾向がある。男にゃら、腕枕するぐらいの甲斐性を 持っていいと思うのにゃが・・・ 「ご主人様・・・来年は今年よりもいい一年になるといいですね・・・」 他愛もない会話。 「いいって何にゃ?全ての実験に成功することきゃ?それとも借金の全額返済きゃ?」 からかうわたし。今が一番いいにゃあ・・・寂しくにゃいのがいいにゃあ・・・ 「違いますよう、今年よりも王位継承順位を上げて、いずれ女王様になる事ですよう」 わたしは眉をしかめる。 「そんにゃもの・・・なってどうするにゃ・・・このままでも十分にゃ・・・」 たっぷりとアソコに撃ち込まれてしまった胎内の白濁を意識して囁くように言う。 「ぼく・・・ご主人様のこと心配で・・・女王陛下になれば一人でもだいじょうぶ・・・ そしたらぼくは元の世界に帰ります・・・いや、城下で料理屋でも開こうかな・・・」 下を向いていう召使い。表情はわからない。わたしに怒りにも似たもどかしさが わき起こる。声が震えた。 「わ、わたしに不満があるのきゃ・・・!? 」 がばっと身を起こして召使いが慌てて言う。 「そんなんじゃありません!!でも、あと15年も経ったらぼくオジサンです!! でもご主人様は今の姿のままなんですよ・・・そ、それにご主人様の結婚相手だって・・・」 悲しそうに言う召使い。わたしは笑い飛ばす。 「にゃに言うにゃ!!だいじょうぶにゃ、わたしはお前を見捨てたりしにゃいにゃあ!!」 「・・・・・・」 悲しそうに首を振る召使い。わたしは逆上してしまう。おもちゃを取り上げられた 子供のように・・・ 「うるさいにゃ!!わたしは来年も、そのまた来年も絶対、いつまでも30番にゃっ!! もう、もう・・・お前にゃんてしらんにゃ――っ!! 」 わたしは押し留める召使いを突き飛ばして服を身に付けると城の外へ飛び出した・・・ 大晦日の夜。人気のない街をメチャクチャに走り、息が上がり立ち止まれば目の前に 赤提灯。冷たい空気を吸った鼻がジンジン痛い。わたしはムスッとして扉を開けた。 客は一人もいない。古びた懐かしい造り。木製の部分の木肌は、飴色に鈍く光ってる。 暖かなおでんの湯気がわたしをほっとさせた。なぜか召使いの作るおでんと同じ匂いが して涙ぐみそうになる。『どさっ』粗末なイスに投げ出すように座った。 「へい、らっしゃい」 「大晦日に営業きゃ?」 「へへっ、ウチの師匠がね『酒飲みに休みはねえ』ってんで、ウチの休みは正月のみ なんでさぁ・・・何を?」 「酒!! 、酒にゃあ!! 」 「あいよ」 白衣を着た店主が詮索好きでなくホッとする。人肌の日本酒をコップで次々と 空けていくわたし。姿勢が前のめりになり、しだいに頬がカウンターにくっつきかけ てくる。それでもわたしが『トン』とコップを置くと店主はなみなみと酒を満たす。 そして酒を入れた分だけ言葉がこぼれていく。 「暗い川にゃ・・・」 「川ですかい・・・?」 「その川を勢いよく舟が流れてくるにゃ・・・でもわたしは中州にいるにゃ・・・」 『シャ――シャ――』店主の包丁を研ぐ静かな音がいい感じに古びた店内に響く。 「わたしが舟に飛び乗れば沈んでしまうにゃ・・・でもすごい速さで流れていく・・・」 吐く息はほとんどアルコールのよう。でも店主の言葉が意識を引き戻す。 「そして中洲に無理に引き上げれば舟は壊れてしまう・・・ですかい?・・・」 「・・・!? 」 わたしは店主を凝視してしまう。 「へへ・・・もう400年もやってますとね、同じことを言う姫様が時々来るんでさあ」 店主は薄目で睨むようにして研いだ包丁を目元に持ってきて確認しながら言う。 しかし、小奇麗な服装をしていないのによく姫様なのがわかったものだ・・・わたしは なにか良い言葉を聞けるのでは、と耳をすます。 「いい考えなんて、待っても出てきませんぜ、ネコの寿命は650年、ヒトは80年、 あんたは今、普通のネコの8倍、濃く生きてる・・・でも姫様の大事なヤツは8倍苦しんでる かもしれねえ、8倍不安かもしれねえ・・・」 「だ、だからわたしは、心配するにゃって!!絶対見捨てにゃいって!!」 ダン、ダン!!とコップをカウンターに叩きつけるわたし。またなみなみと透明な 酒が注がれた。 「それは姫様がその『時の川』の中州に立ったまま見ているからじゃねえですかい? 走ってあげなせえよ、中州のある限り、舟と同じ速さで・・・」 「そ、それは・・・あうう・・・むにゃ・・・」 くらり、と一瞬意識が遠くなる。 「おっと・・・ツケでいいですから今のうちに一筆入れといてくだせえよ」 大黒帳を取り出す店主。わたしは振り払うようにしてロクに見もせずに帳面に 『マナ』とでかでかとサインをする・・・前のページのサインは『フローラ・・・』そんな ばかな・・・確認しようとしてその寸前、意識がすっと落ちた。 体が浮く感じ。ふわふわふわ・・・心地良い・・・ 『にゃふ・・・舟に乗っているみたい・・・にゃ?・・・』 「ふんふふんふん――ん、ふんふんふふーふふん・・・」 小さなハミングの声。『第9』ってやつにゃ・・・そうにゃ・・・わたしの召使いは カラオケ下手のくせにハミングだけは上手で、よくわたしはテレビを見ているフリを して台所に立つ召使いのハミングをよく聞いていたっけ・・・えっ!!召使い・・・ わたしは周りをそっと見渡す。わたしは召使いの背中の上にいた。舟に乗っている 感覚はおんぶされていたからだ・・・でも、言うべき言葉が見つからなくて、気まずい まま無言でまわりを見る。わたしを包むように召使いの上着がかけられている。 そしてお城の手前の寺院街に入るところだった・・・ 『・・・・・・』 視界がにじみそうになって、ぎゅっとガマンする。ハミングが止まった。 泣きそうな声。 「起きました?・・・」 「・・・・・・」 「・・・噴水のベンチで寝てました、凍って死んじゃうトコロだったんですよ・・・」 『えっ・・・!? 』 口元に手をかざすが全然酒臭くない・・・ 「すみません・・・ぼく、さっきひどいコト言っちゃって・・・」 反省してる召使い。次はわたしが謝って丸く治めるべきであろう・・・今すぐに・・・ スマートに・・・さりげなく・・・言葉が出てこにゃい・・・召使いの背中があったかい・・・ 「にゃ・・・う、にゃふ・・・にゃにゃ・・・こ、このたびは・・・にゃ・・・」 素直な言葉が出てこない、このときばかりは日頃の素行を猛省してしまうわたし。 困って上を見れば二つの月が冴え冴えとわたしと召使いの二人だけを照らしている。 笑っているのかも・・・ 『にゃううううう・・・』 歯ぎしりして月を見るわたし。その時、無数の寺院の鐘楼に人の気配がした。 召使いが言う。叫んだような、囁いたような・・・ 「こっちをむいてよ!! ご主人様」 月から召使いの耳元に顔を寄せるわたし。 「なんにゃ?・・・んっ・・・」 『カ――ン、コ――ン、リ――ン、ゴ――ン、カンカンカン、ゴ――ン、 ぼわ~ん!!!!!!』 無差別に隣接している、様々な宗教の鐘楼から、鐘突き堂から、一斉に年越しの 鐘が打ち鳴らされたのと召使いがわたしにキスしたのは同時。 「・・・・・・・・・」 凄まじい音は召使いの唇の感触にかき消される。そして・・・鐘の鳴る間中・・・ わたし達は・・・ 『ゴ――ン、――ン、―ン・・・』鐘の音が木霊とともについに静止する。異様に 静かに感じる・・・もっと、このままずっと鳴ってればいいのに・・・ 「ん・・・んっ・・・明けましておめでとうございます、ご主人様・・・2年間キスしちゃい ましたね・・・」 なんて、のん気に微笑む召使い。 不覚にもわたしは思わず『カアッ』と耳の内側まで赤くなってしまったので、 慌てて両手で召使いの頭を挟んで『ごきっ』と前を向かせる。 「バ、バカップルみたいにゃこと言うにゃっ!!そんなこと言う暇があったら 走れにゃっ!!わたしはトイレしたくなったにゃ!!もう限界かもにゃっ!!」 「ええっ!? ウソッ・・・そこの路地裏・・・」 『ぼかっ!! 』 「いたいよう・・・わかりましたよぅ・・・」 走る召使い。召使いの吐いた白い息はたちまち後方に置いていかれる。わたしの 頬も風を切る。黒いポニーテールがたなびく。 「そうにゃ・・・今は一緒に同じ速度にゃ・・・ 」 二人は意味にならない歓声を上げながらお城への道を駆け上がる。新しい年に向かって・・・ (こっちをむいてよ!! ご主人様 終わり) ・・・長い間ありがとうございました。
https://w.atwiki.jp/83452/pages/804.html
律「よー、遅かったな唯。さては大か?」 唯「中でした!」 律「あはは!なんだ中って!ゲリピーか!?」 澪「黙れよ小学生」 律「なにおう!澪だって未だにかわいいぬいぐるみと一緒に寝てるお子ちゃまだろ!」 澪「か、関係ないだろ!バラすなバカ律!」 唯「いいじゃんいいじゃん!かわいいよ澪ちゃん!」 紬「・・・」 梓「このシュークリームおいしいですね」モグモグ 紬「ねえ唯ちゃん?」 唯「な~に~ムギちゃん?」ポワポワ 紬「な、何でもないの(ダメだ!完全に女王パワーが失われている! 梓ちゃんに敗れた事によって自信喪失してしまったんだわ!)」 さわ子「待たせたなみんな!」パリーン! 唯「わわっ!さわちゃん!びっくらこいた!」 さわ子「驚かせてしまったようね」ドクドク 澪「さ、刺さってる!刺さってるから!」ブルブル 律「窓ガラス片付けておけよ不良教師」 梓「SWATみたいだ」 さわ子「でも新しい衣装が手に入ったからいてもたってもいられなくなって!」 唯「へぇ~!見せて見せて!」 律「おい唯あんま喜ぶな。さわちゃん調子乗るから」 澪「ていうか何部だよここ」 さわ子「これよ!」バーン 唯「!!」 紬「こ、これはSMのボンテージ服ってやつでは!?」 梓「正直期待ハズレでしたね」 さわ子「なにぃ!?じゃあ梓ちゃんに着てもらうわ!」 唯「あずにゃんにこれを!?」ギラッ 梓「お断りします」 律「なんだちょっと見たかったのに」 澪「ていうか練習しようよ・・・なあムギ?」 紬「いいえ!梓ちゃん着るべきだわ!」 澪「えっ」 梓「お断りします」 唯「あずにゃん!私も着るからやってみよう!女は度胸!」 梓「いや度胸関係ないです」 さわ子「これとか澪ちゃんに絶対似合うわ!」 澪「そんな破廉恥なもの着れませんよ!」 律「ったく、まどろっこしいなぁ」ガシッ 澪「り、律さん?」 律「さ、先生早くやろ~ぜ!」 さわ子「おう!」 澪「いやああああああーーー!!」ズルズル 唯「さああずにゃんも・・・」 梓「唯先輩、顔怖いです」 唯「おだまり!」パシン! 梓「!!」 唯「ふふ・・・こうやって捕まえておけば逃げられないよね」 梓「は、離してください・・・唯先輩!」ググッ 紬「お戻りになられた!女王様がお戻りになられた!」 さわ子「やはり似合う!似合うわ澪ちゃん!」ジュルリ 律「たまんねえ」ジュルリ 澪「うっぅう・・・」シクシク 唯「おおおっ!こ、これは!」 梓「ひどい」 紬「何言ってるの梓ちゃん!僥倖!これ以上ない僥倖よ!」●REC 澪「もう許して・・・」 唯「み、澪ちゃん・・・」ゾクッ 唯「ふふふふ・・・うふふふふふ」ペチペチ 澪「ちょ!唯!お尻叩いちゃやだ!」 律「あっずるい唯!私もまぜろよSMゴッコ!」 澪「なんでだよ!なんで私ばっかりいじめるんだよぉっ!」 唯「だって澪ちゃん憎たらしい位かわいいんだもん」グニー 澪「やへほ~!ふい!」 さわ子「美しいわ」 紬「ええ」●REC 梓「開放されたです・・・」 …… 唯「ただいま~」ガチャリ 憂「あっお姉ちゃんおかえりっ!晩御飯なら」 唯「ご主人様でしょ?」ギロッ 憂「・・・えっ?あれ?」 唯「このメス豚め・・・お仕置きが必要の様だね」 憂「だ、だって、もうそれ終わったんじゃ」 唯「とりあえずこれに着替えてもらおうかな?」 憂「そ、それって・・・」ゴクリ …翌日 澪「はぁ・・・」 和「どうしたの澪?元気ないわね」 澪「和・・・私もう軽音部でやっていける自信がない・・・」 和「あら?なにかあったの?」 澪「だってあいつらみんな変態なんだもん」 和「変態?」 澪「私をいじめて喜ぶ変態」 和「へえ~」 澪「何よ和!他人事だと思ってのん気そうに!」 和「ん~だってちょっと分かるからなぁ」 澪「へ?」 和「澪ってちょっと構いたく様なオーラがあるというか」 澪「・・・」ウルルッ 和「あっ、いい意味でよ?私だってかわいいって思うし澪の事」 澪「それって美しさは罪って事?」 和「そ、そうそう(うわっすっげえいじめたいこいつ)」 …昼休み 梓「憂~、一緒にご飯食べよ」 憂「ごめ~んお姉ちゃんと約束あるんだ!またね!」タタッ 梓「・・・おかず交換したかったな」 … 律「ひゃっほ~!メシだぜ!メシ!早食い勝負しようぜ唯!」 唯「悪いけど先約あるんだ!りっちゃん一人でやってね!」タタッ 紬「うふふ私も!頑張ってねりっちゃん!」タタッ 律「何だよ!またのけ者かよう!」 …裏庭 唯「憂は豚なんだから箸を使ったらダメだよ」 憂「ブヒィ!」ガツガツ 紬「憂ちゃん・・・なんて愛らしいんでしょう」ポッ 唯「あっこぼした!こいつめこいつめ!」バシバシ 憂「ごめんなさい!ごめんなさい!」 唯「ダメ!お弁当取り上げます!」 憂「そんな・・・(私が作ったのに)」 唯「沢庵!」 紬「ポリッ!」 唯「あなたが豚に食べさせてあげるの!口移しでね!」 紬「ええっ!?」 唯「返事はポリッでしょ!この沢庵!」バシバシ 紬「ひゃんっ!」 憂「ご主人様・・・やっぱり設定に無理があるのでは」 唯「豚が口答えするな!」パーン! 憂「はうぅっ!」 紬「そ、それじゃ憂ちゃん」 憂「うう・・・口がくっ付きそう・・・」 唯「ていうかくっ付かないと無理だよね?」クスクス 紬(ごめん憂ちゃんこのままじゃ昼休み終わっちゃう!)チュプッ 憂「んぐぐ!?」 唯「おお~!うまいもんだね!」 憂(やだこんな所で・・・誰かに見られちゃうかも知れないのに!)ンンー 紬(ああ憂ちゃんの唇おいしい・・・)チュパチュパ … 律「な、何て事してやがるてめえら・・・」ワナワナ 唯「あれりっちゃん?」 憂「ひゃああぁっ!」バッ 紬「うふふさっきから覗いてたの知ってたわよりっちゃん」ペロッ 憂「律さん!ちちち違うんですこれは」 律「ずるいよ唯!私もまぜろよ!」 憂「えっ」 唯「ほえ?」 律「いいだろ憂ちゃん?唯なんかより私の方がずっと上手にかわいがってやるぜ」 憂「あのあのあの・・・私にはご主人様が」 唯「しょうがないなあ!私は沢庵と遊ぶか!」 紬「ポリッ!」 律「だとさ!じゃあ憂ちゃん今から私の椅子ね!」 憂「ええ!?」 律「はい四つん這いになる!」 憂「そんなぁ・・・(お姉ちゃんと紬さん以外の人とこんな事するなんて)」 唯「ふふ~んムギちゃんってほんっと綺麗な肌だね~!真っ白で染み一つなくて!」 紬「ありがとうございますご主人様」 唯「調子に乗るんじゃないよ!漬物の癖に!食料の癖に!」バシバシ 紬「あうっ!ごめんなさい!」 唯「私は誰も踏み荒らしてない雪を踏むのが大好きなタイプなのっ!」 紬「ゆ、唯ちゃんまさか」 唯「かぷっ!」 紬「・・・いたっ!」 律「おお~見事な椅子ですねえ~!」 憂(なんか始まった) 律「特にこのポニーテールが持ちやすい!匠の技が光ります!」 憂「何を言ってるんですか律さん・・・」 律「こらダメだ椅子がしゃべっちゃ!」コツン 憂「あっ・・・ハイ・・・」 律「じゃあ座り心地を確かめてみましょう~!」ノシッ 憂(うっ重い・・・けど律さんのお尻の感触が・・・)ドキドキ 律「おお~これは素晴らしい~!」 唯「あははは!沢庵うはい!」カミカミ 紬(やだ私唯ちゃんに食べられちゃってる)ゾクッ 唯(これ以上強く噛むと跡が残っちゃうかな?ま、いっか!)ガジッ 紬「くうっ・・・!」 唯「あ~ごめん痛かった?ちょっと跡残したくてさ、えへへ」 紬「か・・・構わないです・・・」 唯「だよね!沢庵だもんね!あはは~!」カプッ 紬「・・・っ!」 律「買っちゃおうかな?りっちゃんこれ買っちゃおうかな?」ギシギシ 憂(律さんそんなに暴れないで!た、耐えられないっ!)ガクンッ 律「あっなんだよ~!耐久性全然ないじゃん!ダメだなこの椅子!」 憂(そんな・・・)ガーン 律「次はベッドにしよ~!」 憂「ええ~!」 律「まずは弾力を調べてみよ~!」モニモニ 憂「あっちょっとそこはっ!」 律「しゃべっちゃダメ!」ペチッ 憂「・・・」 …放課後 律「いや~、昼休みは楽しかったなあ唯!」 唯「悪いけど憂を貸すのはこれっきりだよりっちゃん」 律「おいおい!お前と私の仲じゃないか!かて~事言うなよ!」 唯「だってりっちゃん乱暴すぎるんだもん」 律「何言ってんだよ!唯こそムギに噛み跡なんて残してる癖に!」 澪「一体何の話をしてるんだお前達は?」 紬「うふふふ」 梓「吸血鬼だったんですか唯先輩・・・」 唯「あ~ずにゃん!」 梓「近寄らないでください!(両手で十字)」 澪「ちょっと!遊んでないで今日こそ練習するぞ!ここは何部だ!?」 紬「SM倶楽部~!」 澪「そうだムギ・・・ってちがーーーうっ!!」 律「澪~!ドラムの練習したいんだけど付き合ってくんない?」 澪「り、律うぅ!!」 澪「よ~しやるぞ~!」 律「ほ~い!」ポヨン 澪「・・・何している?」 律「何って・・・ドラムの練習」ポヨポヨン 澪「私の胸はドラムじゃない!」バッ 律「いやいや~!立派なものですよ!」 澪「ちょやめ・・・」 さわ子「待たせたなみんな!」シュタッ 梓「今日は忍者ですか」 律「SWATよりかはマシだな。物を壊さないだけ」 澪「ちょっと先生!ずっと天井にいたんですか!?」 さわ子「天井に張り付いてて何が悪い!?」 澪「もうやだこの顧問!怖い!」 唯「あはは!さわちゃんすご~い!」 さわ子「話は聞かせてもらったわ!実は私もSなのよ!」 澪「何の話よだから!?」 さわ子「もう澪ちゃんったら・・・分かってる癖に」 澪「やめて!私うさ耳なんて付けませんよ!」 律「ちょっと先生困るなぁ・・・澪は私のものですよ?」 澪「誰がいつお前のものになった!?」 唯「あずにゃんもそろそろ私のものになっちゃえ~!」ガバッ 梓「ひっ!血は吸わせません!」ジタバタ 紬「うふふ・・・頃合ね」●REC 唯「そっか・・・血を吸えばあずにゃん私の仲間になるんだね」 梓「イヤですイヤですっ!離せこのバカ!」ポカポカ 唯「えいっ!」カプッ 梓「はうっ!?」ビクッ 唯「あずひゃんのみひたふおいひい!」カミカミ 梓「そ・・・そんなとこ噛んじゃイヤです・・・」 唯「へへ~!あずにゃん感じちゃった?」 梓「そんな訳ないですこの天然ボケが」 さわ子「私も澪ちゃんギター弾きたいのよ!」 律「澪はドラムだ!見ろこのパワフルボディ!」 澪「わっ私はギターでもドラムでもないっ!」 さわ子「えいっ」スルッ 澪「きゃっ!?」 律「いきなり下だと!?」 澪「ちょ、ちょっと先生!どこ触って・・・あぅっ!」ビクッ 律「クソー!負けてらんねえ~!」モニモニ 澪「うああっ!律まで!や、やめろぉ~!!」バタバタ 唯「ふふっそうやって強がるから私の嗜虐心を煽るんだ」 梓「唯先輩いつもに増しておかしいですよ」 唯「おかしくさせたのはあずにゃん、キミだよ」ガブッ 梓「もうヤダッ!痛いですって!」バッ 唯「じゃあ痛いニャーって言って?」 梓「・・・あほらし」 唯「・・・」ガブガブ 梓「い、いたた・・・もうちょっと唯先輩! ていうかムギ先輩撮ってないで助けてください!」 紬「ヤ~ダ♪」●REC …… 唯「ただいま~!」ガチャ 憂「おかえりなさいご主人様!」 唯「ふふっ憂ったらボンテージにエプロンだなんて」 憂「ご主人様に喜んでもらえたらって・・・」 唯「もし私じゃなくてお客さんだったらどうするつもりだったの?」 憂「そ、そこまで考えてなかったな」 唯「ウソだね。本当は興奮してたんでしょ?その場面を想像して」 憂「・・・」カァッ 唯「でも嬉しいよ。今日はずっとそのままでいてね」 憂「ブヒィ!」 唯「その方があずにゃんも喜ぶだろうし」 憂「えっ?」 梓「何やってるの憂?こんなのただの変態じゃない」 憂「あ、梓ちゃんいたんだ・・・ (小さいからすっぽりお姉ちゃんに隠れてて分からなかった)」 唯「憂に何て事を!このチビ猫!」ブンブン 梓「・・・」スッスッ 唯「むー・・・まだ抵抗するんだねあずにゃん」 憂「と、とにかく上がってよ、ね?」 梓「うるさい豚。言われなくてもお邪魔する」 憂「・・・どうぞ(梓ちゃんに言われると何か普通にムカつくな)」 唯「へへ~!あずにゃんもノリノリじゃ~ん!」 梓「空気読んだだけですよ」 3
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/20883.html
登録日:2011/08/16 Tue 09 50 33 更新日:2024/04/03 Wed 16 18 34 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 ご主人様は山猫姫 ライトノベル ラブコメ 中華風 勧善懲悪 戦記 萌え 遊牧民 電撃文庫 鷹見一幸 電撃文庫から発売されている鷹見一幸のライトノベル。 全13巻。 タイトル通り山猫姫と揶揄されるお姫様の教育係になった青年と山猫姫が織り成すラブコメ……でもある。 メインは8~12世紀の中世中国あたり(*1)(大体作中で「化薬」こと黒色火薬の軍事利用が開始される程度の技術レベル)をモチーフにした架空の世界を舞台にした架空戦記物。 フィクションだが仙人だの武侠だの明確なファンタジー要素は一切なく、タイトルと表紙だけで買うと大体裏切られる仕様。 最近のラノベには珍しく勧善懲悪で、敵は複雑な理由は無く悪人である。 ちなみに椎出啓氏・銅大氏が本作のキャラクター・設定協力をしており、この2氏とは『艦隊これくしょん -艦これ- とある鎮守府の一日』で共著し、銅大氏は本作と前後して鷹見氏がハヤカワ文庫で展開している『宇宙軍士官学校』シリーズでも設定協力を担当している。 ◇ストーリー 延喜帝国に暮らすエリート一家のニート「泉野晴凛」はある日、 帝国で人気の宰相「月原弦斉」が侘瑠徒でバイトを募集していることを知る。 見事合格した晴凜は帝国の仇敵な遊牧民族シムールが十二氏族シャン族の姫「ミーネ」の教育係を命じられる。 その後、月原弦斉が帝都に戻ったり、シムールで暮らしたり、シムールと戦ったり、反乱軍にされたり、 尊王討奸を掲げほんとに反乱軍になったりしながら、帝国を正す世直し物語。 ◇用語 延喜帝国 大陸の中原に君臨する国家。 官僚政治・軍隊の規格化に優れているが、作中の現在では機構の硬直化・官僚の腐敗が進んでおり、相次ぐ反乱下ではとりあえず兵で対抗出来てもそれから先の戦略には事なかれ主義や安寧への甘え等で動きが遅い面倒な状況へと陥っている。 南域 文字通り都市「承安」を中心とした帝国の南部地域を指しており、港による貿易や塩の生産(裏では非合法の闇塩商売も横行)等が名産。訛りは関西風で、利に聡く利のためなら冷酷にもなれる商人根性とノリの良さが気風。 だが「かつて帝国と争い支配された」歴史的経緯や中央からの富の搾取等で静かに苛立ちが積もっており、月原弦斉の流刑と不安定な帝国情勢からある商人豪族がノリで反乱を決意し、「承安軍」とも呼ばれる帝国の新たな敵となる。 だがとにかく進軍進撃が第一で後の事を考えないため、軍の通った後には人員・資源徴収や設備や統治機構をも破壊され容易には回復できぬ荒野が広がり、最終的に「帝国を正す」ため帝国の援軍となった北域国とも対することに。 シムール 帝国…引いては中原の歴代国家と抗争を重ね、「中原国家の滅亡理由筆頭」にも数えられるようになった草原の遊牧民族。 帝国からは蛮族と見られているが、実際の彼らは馬と弓に親しみ、古来からの戦の決まり等を重んじる立派な民族。 だがひょんな事からシムール支配圏にある「シムールの赤塩」を算出する岩塩鉱脈が帝国の役人に発覚した事が、本作での争いの最初の切っ掛けとなってしまう…。 なお「シムールの赤塩」に関しては、後に偶然やミーネの提案から「シムールの地にある湖で獲れた魚と赤塩で作った魚醤(ガーム)」という新名産物の開発計画へと発展している。 北域国 作品前半の争いの結果、帝国辺境の領主が反乱軍へと領地を譲った事で生まれた新国家。 成り行きで晴凛が王となっており、帝国時代の機構や人材を生かしつつ、民間からの人材登用等より善政をしきシムールとの友好関係を築く政策をとっている。 蒼橋商会 昔帝都で商いをしていたが、今は没落し跡継ぎ姉妹玉麗と銀麗の二人がちんまりと行商で維持している商会。 作中ではひょんなことから北域側の協力者となり、情報提供・商売による支援等で活躍していく。 人形一座 アイリーンが旅の中仲間入りしていた旅芸人の人々。 作中では主にからくり細工や武器制作で活躍しており、財政を無駄遣いして作られたシムールが恐れる弓使いの銅像で火薬式ロケットパンチ・本体突進させ、 そこから応用した巨大弓による火薬式巨大矢発信システム等、晴凛達の突飛な思い付きを形にする役を果たしている。 ◇登場人物 泉野晴凛 主人公。本編開始時は十九歳なのでミーネが嫁になった後稀にスケベ扱いされることも。 科挙を受けるが落ちまくったためニート生活を送っていたが、市場で遊んでいたおかげで色々な言語が話せるところを買われミーネ姫の教育係になる。 実直でよくもわるくもまっすぐな善人。後に弓の才能があることがわかる。 作中さまざまなクラスチェンジを行い、 ニート→教育係→アーチャー→侘瑠徒の王→「北域国」を立ち上げた北域王 とどんどん規模がでかくなっていく。本人としてはあまり実感がないが。 シャン・クム・ミーネ シムールの十二支族のひとつシャン族の末姫。十一歳で、タイトルにある「山猫姫」は彼女のこと。 末っ子のためわがままに育ち、がさつでやんちゃ、焼肉と馬での早駆けが大好きと女らしさが殆どない野生児だが根はいい子ののじゃロリ。後に弩弓を扱えるようになる。 ちなみに幼いこともあるがぺたんこで、最終巻で描かれた3年後でも人並みくらいにしか育たなかった。 晴凛の嫁。 皇伏龍 晴凜が侘瑠徒で出会った飲んだくれ。 帝都でも有名なエリート塾錬涯塾の出身だが、酒で道を誤った。実は偽名で本名は神流千斗。 知識、計略面から北域維新軍の長になった晴凜をサポートする。ツンデレ1。 軍師としては各種の奇策や嫌がらせで相手を苦しめるが、真正面からの正面対決ではやや弱さを見せている。 ミリン ミーネの世話係。帝国語を話せるが片言。 鬼のような強さの体術を誇り、暗殺者さえたたき伏せる。 行き遅れと言うと怒る。ツンデレ2ちなみに貧乳。 アンギュトヌス・アイリーン 皇伏龍を追ってきた美女。知の教団(*2)という結社に所属している。 伏龍が偽名を変えているのはこいつから逃げるためである。が、最終的に彼女も組織から抜けることを選び、伏龍の嫁になった。 泉野光凛 晴凜の兄。優秀な官僚で晴凜が落ちまくった科挙に合格している。 上司と一緒に、金を横領していた財務局官僚の連中を晒したら、 報復で処刑されそうになり、そこを晴凜たちに助けられ仲間になる。 孟旗 帝国軍将軍。非常に優秀で有能。 帝国軍人といえばこの人と言われるぐらいの有名人で、帝国最強の緑軍を率いる。 が、どっかのバカが立てたバカな作戦で負ける。 その後捕虜になるが、晴凜たちの行動を見て尊王討奸に嘘が無いことを知り仲間になる。 泉野聡凛 泉野兄弟の長男であり、凄腕の有能近衛軍人。 南域からの侵攻時には現場に立ち、上の無能も合わさりじりじりと押されていく状況でも隻眼になりながら奮闘している。 月原弦斉 晴凜の雇い主。官僚だけでなく民からも慕われる人格者。 しかし、そこをねたまれ北域に左遷させられる。 そして、左遷された先で仇敵シムールと友好を結びそれが原因で南域に監禁されるが、そこで反乱を決意した南域の豪族達に担がれ神輿にされてしまい、「帝国復活のための犠牲」になる事を覚悟してやむなく同行してしまう…。 また彼が切っ掛けで北と南双方で乱が起きた事で政敵苑山燕鵬等からは本来の行動以上に恐れられてしまっており、実は本人の積極的行動は序盤くらいなのにその名が広まることになる。 苑山燕鵬 帝国の実権を握る高級官僚。 曲がりなりにも偉くなる能力はあるのだが、自分を高めるのではなく、他人を貶めてうえに行くタイプの人間。 疑心暗鬼が強く常に他人から罠にはめられないか警戒しているが、ゆえに北域国の存在や南域軍の侵攻には危機感に欠け対応しきれず、紫芹の諫言でやっと事態打開へ積極的になるも時既に遅く…。 菰野盛元 帝国の摂政。苑山燕鵬の傀儡で、本人自体は小物。 + ネタバレ だが南域の侵攻が間近に迫っている状況で権力奪取のため燕鵬暗殺計画を実行。 決断力等に欠けても一応中枢であった燕鵬を喪った事で乱への対応はより場当たり的となり、また外敵への対応そっちのけで皇帝始末等を目論み現実逃避の如く自身の儲けのみに拘り、結果的に狙われた皇帝が北域国と友好関係を築く切っ掛けとなってしまった。 長嶺帝 帝国の今代の皇帝。まだ少年ゆえに世間の情報を知らされず傀儡とされているが、純朴で真面目な王としての素質をもっている。 紫芹 長嶺帝に仕える女官であり、苑山一族の一人でもある女性。 幼い皇帝を慕い、ままならぬ状況ながらも彼や帝国を守るため彼の身近にいる数少ない味方となり、燕鵬にも諫言をする等孤軍奮闘していく。 沢樹延銘 伏龍の錬涯塾の後輩。伏龍にライバル心を抱いている。 科挙の最年少合格記録保持者。メタボ体形だがその名に恥じず優秀な人物で、人を平然と使いつぶす冷酷な戦術を振るい侘留徒攻略軍の司令官になる。 だが人の心が分からず、実戦経験の無さもありマニュアルどおりに人間が動くと思っているため、 伏龍のイイ性格をしている策略にはまり敗北。歴史に類まれなる無能者として名を残してしまった。 だが名誉回復と汚名記録消去のため、反乱を起こすもノリ重視だった南域軍の元に仮面を被り軍師「崇鳳」として参加。嫌な奴なので人望はないもののその能力で軍の作戦を一手に担う様になった。 + 彼の行く末 だが最後の帝国軍との大決戦にて援軍に来た北域国軍と伏龍に復讐心を燃やすも、なんとシムールも援軍(実際には様子見)に来た事で南域側の士気が崩壊しあえなく敗北。 その後南域側から帝国サイドの温情をより確定させるためのスケープゴートとして始末されそうになるも、アレだと思いつつも見殺しには出来なかったムルトによって強引に崖から落とされる形で逃がされ消息不明になり、謎の軍師は謎のままに終わった。 さらにそれから5年後、故郷の民と再会し島奪還へと向かう「野良猫姫」ムルトの傍に、怪我の後遺症で記憶を喪いやつれた姿で登場。「サーギ」としてムルトに仕え彼女の王道を(冷酷な手法は変わらないが)支えていく姿を映し本作は幕を閉じている。 エオル シムールの王。よくふらふらしているが、 抜け目の無い性格でシムールのことを常に考えており、近年の草原の荒廃や月原等が推進した中原との交易が今やシムールの財源の一つとなっている事等で民族の先を考えることに。 タッケイ・ユム・シャール シムール十二支族タッケイ族の族長の妹。巨乳。 弓の名手でシムールでも最強と言われるが晴凜に完敗。晴凜の妻。 スンタタ タッケイ族族長。武闘派で武勇に優れているが、少しシスコン。 晴凜たちの軍に精霊軍として加わる。 鳳鶴征仁 闇塩業界で顔を売っている承安の豪族。口調は定型的関西人なものの考え方は冷酷な面も持っている。 作中では月原弦斉が流刑になった際、彼の(一応)監視として左遷された官僚面涼を気に入り、そこから下剋上の意に燃え月原を奪取し承安軍の実質的トップとなる。 + ネタバレ 帝国との決戦では崇鳳の煽りで戦意を振るい立たせるも、シムールの存在で軍が崩壊した際は諦めが悪い崇鳳と違ってあっさり敗北を認める。 その後ひっそり離脱した月原の自首により承安軍へ温情が掛った際、「これは中央の塩商売掌握への一手なのでは」との邪推も合わさり帝国へいい顔をするため崇鳳の始末を決め、面涼共々以降の消息は不明である。 ムルト 崇鳳(沢樹)の世話役として宛がわれた奴婢の褐色肌元気少女。 元は南海の島の王族であり、国を海賊に滅ぼされ売られた過去を持つ。 人の心が分からず傍若無人にふるまう崇鳳のアレさに内心あきれながらも彼に色々とお世話をしており、少しづつではあるが彼の心にも影響を及ぼしていく。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/nekomimi-mirror/pages/122.html
こっちをむいてよ!! ご主人様 第9話 夜になっても雨はまだ降っていた。雪にならないのが不思議なほどの年末の冷たい 雨は、銀の刃のような煌きをこのダウンタウンの裏通りにも平等に振りまいている。 閉店時間のない裏通りの怪しげな店も今日はどこもが早仕舞いしてしまったらしく ネコの子一人いない。いや、よく見れば路地裏や、物陰の奥いたるところからピカリと 光る一対の目が見えるであろう。そんな物騒な通りに誰か歩いてきた・・・ 「ルルー・・・ララララ・・・」 乱雑、そして薄汚れた通りに、場違いなほどの華やかなハミングが流れる。歩いて きたのは女。高級そうなドレスに大きな白い雨傘。表情はその雨傘で遮られて見え ないが、ハミングに合わせてくるくるとゆっくり傘が回る。暗がりの中白い傘が ふっと浮き上がって見えた。 「ララ・・・ラララララララ・・・」 ことさらゆっくり歩く女。このようなスラムに最もふさわしくない女と言えるであろう。 物陰の暗闇に浮いた目の光がいぶかしげに、愚かな獲物を見て欲望にユラユラ揺らめく。 怖くないのだろうか?女はその不穏な気配の中、ためらうことなく歩いていく。 滝のように背中に流れる金の髪。傘を上品に指を三本だけ使って持つしぐさ。そして 歩くたび、その揺れを吸収するがごとく大きな乳房がゆっとりと弾むのが遠目からも 判った。 後少し歩けば無事に表通りに抜けられるかもしれない・・・そんな時だった・・・ 「待ちなよ!! 」 突如、建物の壁を背にした女を囲むように6人のゴロツキがバラバラと現われた。 全員が男で、半人半獣タイプの粗野な身なり。これから起こす事を妄想したのか、 白い呼気を不規則に吐き乱している。しかし、すっと足を止めて話す女の声は数の多い ゴロツキよりはるかに落ち着いていた。 「ふふ・・・なにかしら?」 純白の傘は目深に女の顔をそっくり隠し、表情が読めない。怯えない女にアテが 外れたのかリーダー格のネコがムッとして言った。 「いや、なに・・・貧乏なオレ達にちょっとお金を都合して欲しくてなぁ、なあに別に タダで貰おうって訳じゃあねえ、ちゃ~んとオレ達が一人につき二、三発ぶち込んで やるからその代金さぁ」 その言葉に追従するように下卑た声で手下達が笑う。禁制品の高揚薬でもヤッて いるのか冷たい雨をまるで意に介していない。裏を返せばシラフで犯行を犯す度胸が ないのであろう・・・ 「ふふ・・・まあ、怖い・・・ひょっとして一週間前の三毛の娘もあなたたちが?」 さして怖がった様子もなく、傘をかざしたまましゃべる女。その中に、嘲弄する 感情を薄く感じ取ったリーダーがいらついた調子で叫ぶ。 「けっ!!知るかっ、いちいちヤッた女のコトを覚えてられるかよ!!今月だけで 2桁はヤってるんだよなぁ」 女を脅すように手下達も言う。 「あれじゃあねえですか、先週あんまり騒ぐもんだから廻りのヤツラもやってきて 最終的に20人近くに輪姦されたオンナ・・・ヒッ、ヒッ、ヒッ・・・」 「ああ・・・そうそうありゃ確か三毛ネコだったなあ・・・最後はオカシクなっちまって 裏のドブに捨ててきたけど死んじまったかな」 とさしたる痛痒なく言うゴロツキ達。無邪気な口調はかなりネコ達が若い事を 表している。 リーダー格が薄ら笑って白々しく言う。 「・・・だってよ、お前運がいいや、今日相手するのはたったの6人だからなぁ」 その時、初めて女の傘が『つい』と持ち上がった・・・ 「うおぉ・・・」 リーダーの口から思わず驚きの声が漏れる。美しい・・・ 凄い美貌・・・というか、美しいだけならこの町の高級娼婦にもいくらでもいるが、 一目で両者の違いがわかってしまうほどの圧倒的な輝くような何か・・・があった。 『ふう・・・』息を大きくはくと、胸がゆるゆると揺れた・・・そしてミルフィは静かに しゃべり出す・・・声が震えないように・・・ 「運がいいですね・・・20人ならば残りの不届き者の名前を言って戴くのに、一人だけ 少しの間生きられますもの・・・」 言葉こそ静かながらミルフィの瞳には満々に怒りが満ちていて下賎なゴロツキどもを たじろがせた。 「な、何をいってやがる・・・」 思わず後じさり、息を喘がせるように言うリーダー。たった一人のミルフィに対して 完全に位負けしてしまっている。寒さを感じないはずの背中が震えた。 「よく聞きなさいっ!!わたくしの名は王位継承権第1位のミルフィ!!王城のお針子 ミーナを辱め殺害した罪、女王フローラの名において諸兄らを捕殺する!!」 「な、なんだよ・・・ウソだろ・・・そんなたいしたことしてねえよ・・・」 首をイヤイヤするように振るリーダー。罪の意識もなく、また償う気もない・・・ 「王城の者に手を出してタダですむと思うな・・・」 「ま、待ってくれ!!おれのオヤジは都の憲兵隊長なんだっ!!」 この期におよんで見苦しいゴロツキにミルフィは吐き捨てるように言う。 「ふふ・・・フローラは言った『千の釈明、万の謝罪などいらぬ、ただ一つ命で償え』 と!! 」 「ひいっ!! 」 手下の一人がビビったのかきびすを返して路地裏に逃げ込もうとした瞬間だった。 「えっ!? うぅ・・・あきょ・・・」 と奇声を発して転倒し水溜りに顔から突っ込む。そして打ち所が悪かったのか ピクリとも動かない。不甲斐ない手下を見てリーダーが相対的に冷静さを取り戻した。 「落ち着けっ!!よく見ろっ、相手は一人じゃねえか!!呑まれてるんじゃねえ!!」 「そうだよな、よく考えりゃ結局いつもどおりブチ込んで明日ゆっくりトンズラ すりゃいいじゃねえか・・・へへ・・・ほきょ!? 」 と、一歩ミルフィに前進しようとした男の体は、糸が切れたように膝から崩れた。先ほどの男と折り重なるように冷たく濡れた往来に倒れこむ。 「な、なんだよいきなり・・・しっかり・・・へけっ!?」 と、様子を見に近寄った男も奇声を発し、2歩3歩とよろめく・・・ 「えっ?・・・おおっ??」 叫ぶリーダー。その手下の胸から血で赤く染まった薄い刃が3本突き出ていて・・・ すぐに引っ込んだ・・・いや違う、後ろから刺殺され、凶器を素早く背後から引き 抜かれたのだ。 『どちゃ!! 』倒れる男。 「誰かいるぞっ!! 」 死んだ手下の背後に誰かいるがすぐ暗がりににじむように消える。残った三人が 慌ててナイフを引き抜き、辺りを見回すが気配さえ霧散している。 「背中に気をつけろっ!! 」 リーダーは残ったゴロツキ仲間に叫ぶ。そしてそれを面白そうに眺めつつ、さっき からその場所を一歩も動いていないミルフィが歌うように言った。 「それで?・・・誰がミーナにヒドイことをした仲間を教えてくれるのかしら?・・・ あんなに明るくて一生懸命働く子はいなかったのに・・・」 視線を落とすミルフィ。倒れて氷雨にうたれるゴロツキのシャツの背中に1センチ 程の赤い線が等間隔に並んでいる。刃が異様に薄いので出血がほとんどないのだ。 シャツさえ汚れていなければ単なる心臓発作と言われかねない程の些少なキズ。まるで 暗殺者の殺人のような・・・ 氷雨は相変わらず降りそそぐが、天の気まぐれか厚い雲の切れ目からほんの少し 月が顔を出した。青い月の方・・・そして浮び上がる小柄なカゲはすでにゴロツキの 一人に忍び寄って来ていて・・・手には何も持っていない?・・・いや、月光に青銀色に 煌いたのはクリスタル製の透明な爪。 「おっ、お、お前っ!! 後ろっ!! 」 リーダーが悲鳴のような声をあげる。 「何だって?・・・別になにも・・・へ!?心臓が止まって・・・ふひょ!?」 愚かなゴロツキが冷たい路上に転がる。囁くようにミルフィが言う。 「ミーナはもっと痛かったんだから・・・冷たかったんだから・・・」 「ひいいいっ!! 来るなっ!! 来るな――っ!! 」 ナイフをただ滅茶苦茶に振り回す。リーダーは見た。月光に浮び上がるアサシンの顔。 凄い美少年だった。ネコ耳がない・・・ヒトだ・・・小柄で華奢というか、幼いと言って 良いほどの体。しかし雨に濡れた髪が頬に張り付いてひどく妖艶にも見える。青い月の 光に負けない群青色の瞳に浮かぶのは澄明な殺意のみ・・・後ろを取った手下の横を ただ単にすれ違ったように見えた瞬間、その手下は『どしゃり』と倒れ、少年はすぐ 暗がりに消えた・・・残り二人・・・ 「うわあああああっ!! ゆ、許してくださいっ!! 」 根性のない手下がナイフを放り出し、手を合わせ命乞いをした。 「ふふ・・・では今宵死ぬネコが決まりましたわね・・・」 淡々というミルフィに精神の均衡を失ったリーダーが叫ぶ。 「う、うるせえっ!! 死ぬのはお前だ――っ!! 」 ミルフィに駈け寄るリーダー。そしてその背にチリチリと小さな気配。 「うおおっ!! そこだあっ!! 」 リーダーは後ろも見ず野生のカンを頼りに、振り向きざま叩きつけるように長ナイフの 斬撃を送る。 いた。 リーダーの視界の端。冷たい雨に濡れる死天使。そしてそのアサシンが回避する スピードは斬撃の速度より遥かに早かった。 「ウソだっ!? オレがヒトごときにっ!! 」 絶望の叫びをあげるリーダー。後ろを振り向いたリーダーの後ろにすでに暗殺者は 回り込んでいる・・・ 「うっ!! きひぇ!? ・・・」 リーダーの胸にチカッとした感覚。すぐにクリスタルのスティレットは引き 抜かれるが、同時になにかサラサラと大事な物が抜けていく感じ。目の前が暗い・・・ 『は、走って逃げよう・・・』 と足を踏み出そうとするが、頬に汚れた冷たい水溜りの感触を感じた。 人生の最後に思い出す。ヒト召使いを仕込む際、性技だけでなく穏行術などの裏の 仕事も習わせる上流階級の者がいるということを・・・ゴロツキのつまらない人生が ここに終わった・・・ 生きているのはミルフィとソラヤ、そして失禁して呆然としている手下のみ・・・ 「ご主人様・・・お怪我はありませんか?」 ソラヤが爪をしまいつつ、様子を伺いながらミルフィに言う。『よくやった』と 誉めようとして、甘やかしてはいけないとミルフィは口を開く。 「いつもより遅くてよ、あと10秒は早く終わると思っていました」 「も、申し訳ありませんっ!!至らないソラヤをお許しくださいっ!!」 雨の降る路上に構わずミルフィの前にひれ伏すソラヤ。無表情だった目には涙さえ 浮かんでいる。小さな背中に氷雨が染み込んでいく・・・ 「ふふ・・・帰りますわ・・・この愚か者も逃げる心配はないでしょうし・・・」 ミルフィはゴロツキを見ることもせずお城に向かって歩き出す。 ミルフィが歩き出すと、立っていた所の足の跡がすっかり乾いていた。たちまち 雨で黒く濡れ、同化していく・・・ 『ご主人様・・・』 ソラヤは切りかかられても自分を信じて一歩も動かなかったミルフィを知って、 ほんのりと心が温かくなった・・・ソラヤにとっては何人死のうと殺そうとミルフィが 全て・・・ 「くしゅん!! 」 ソラヤは小さくくしゃみをしてミルフィの後をついて行く。 翌日。シュバルツカッツェ城のマナの部屋・・・ ああ・・・大失敗した・・・いや、コタツを出しただけなんですけど・・・ 「に゙ゃ――っ!!天国ってコタツに包まれたコタツの国に違いにゃいにゃあ・・・ ゴロゴロ」 のどを鳴らし、モコモコの黒い半天を着てコタツにかじりつくご主人様。今日ずっと コタツに入りっぱなしだ・・・ポニーテールと相まって自宅で勉強する受験生のような 女性にしては油断に満ち満ちた格好である。 「ご主人様っ!!もういいかげんコタツから出て王室依頼活動してくださいよぅ・・・」 「硬いコト言うにゃよ、そうだ!!トイレ行きたいからお前かわりに行って来るにゃ」 と、蕩けるような表情でコタツ板にほっぺをいぎたなくくっつけるご主人様・・・ 『うああ・・・ご主人様がコワれていく・・・コタツって悪魔の発明だ・・・』 ぼくは、必死でご主人様に言う。 「もうっ!!いい加減にしてくださいっ!!ミルフィ姫は昨日も街の悪人を一網打尽に したって言うじゃないですかっ!!ご主人様も頑張らないといつまでも30番のドンケツ ですよ!! 」 と手を腰に当てて言うぼく。 「30番、大いに結構にゃあ、コタツと女王ならコタツの方が偉大にゃあ」 「もうコタツから出てくださいっ!!こうなったら実力行使ですっ、えいっ!!」 処置なしである・・・ぼくはご主人様を後ろから抱えて引っ張り出そうとする。 ご主人様は力こそ強いけど体重は普通の女性で軽い。 「やめるにゃっ!! 寒いにゃ・・・にゃはぁん!? 」 ご主人様がヘンな声を上げた瞬間、ぼくの手に『ふにゅ』っと柔らかい感触。ぼくは 慌てて手を離して、とても熱い物を触ったようにぶんぶん手を振る。 「うわわっ!!すみませんっ!!そ、そんなつもりじゃ・・・」 「いきなり何するにゃあ・・・お前ってエッチにゃあ・・・」 流し目でぼくを睨むご主人様。 「あの、その・・・違うんです・・・」 あっという間に主導権を握られていくのに気がつかないぼく。 「でも・・・お前なら直に触ってもいいんにゃよ・・・」 ご主人様は半天の下のシャツをたくし上げるとノーブラのおっぱいの下側を覗かせる。 なんか半天にヌードってミスマッチ・・・だけどすっごくエッチな感じ・・・ 「ご、ご主人様・・・そ、そんなはしたない・・・」 と言っては見たものの完璧な曲線を保つ下乳のラインに釘付けのぼく・・・そして ご主人様はぼくのためらう背を押すように囁く。 「お前がコタツの代わりに暖めてくれればコタツから出てもいいにゃあ・・・」 さらにシャツをたくし上げるご主人様。うわ・・・おっぱいの先っぽの色の違う所まで ギリギリ見えてますぅ・・・ 「あ、あの・・・ご主人様ぁ・・・そんな、まだ明るいのにぃ・・・」 ふらふらと引き寄せられるぼく。ご主人様の豊かな胸に顔をうずめようとぼくは ご主人様にひざまずく・・・そしてご主人様が公務よりはるかに大好きなエッチを 手に入れかけ、会心の笑みを浮べたときだった。 『どたどたどた・・・』 凄い足音・・・近づいてくる。そしていい感じになっていた二人の部屋のドアが 蹴破られて誰かが突っ込んできた。 「うわっぷ!! 」 ぼくはひどく柔らかい物にぶつかり、そのままめり込んで窒息しそうになり、 ばたばたと暴れる。登場したのはミルフィ姫。真っ青な顔。豪奢な金のストレートヘアは ほつれていつもの輝きがない。いきなりまくしたてる。 「た、大変なのっ!!ソラヤが熱が出て寒気がするって言って頭痛もするし体中の 関節が痛いって言うしセキがとまらなくって顔色も良くなくてだるいみたいだし・・・」 と、ぼくを胸の谷間に捕獲しつつ取り乱す。ご主人様が先日直したばかりの扉と、 自慢のバストで抱くはずだった召使いをかわりばんこに見てワナワナと言った。 「それはタダのカゼにゃ――っ!! 」 ご主人様の右ストレートはミルフィ姫を飛び込んできたのと同じ速度で外に叩き 出した・・・ぼくまで一緒に・・・ 「まあ、コタツから出たことだし力になってやるにゃあ」 ニヤリと笑うご主人様。 「ご主人様・・・」 「マナ・・・」 ぼくとミルフィ姫は頼もしそうにご主人様を見た。ご主人様を完全に信用して しまって・・・ 「はい、玉子酒。まだ熱いからね」 ぼくはベットに寝ているソラヤ君に玉子酒の入った入れ物を渡す。ミルフィ姫の 部屋には湯のみなんていう下世話なものはないので紙のように薄いマイセンの ティーカップに注いで出す。ソラヤ君はそれを両手で受け取ってふーふーして飲んでる。 「お兄さま・・・こんなことまで、すいません・・・」 ソラヤ君は溜息をつく。寝巻きはオーソドックスなしましまパジャマ。少しやつれて いるけどソラヤ君の美しさを全く損なっていない。ぼくは身を起こしたソラヤ君の 肩にカーディガンをかけて優しく言う。ちなみにソラヤ君は自分専用の部屋がある。 ぼく、リビングのソファに寝てるのに・・・ 「気にしなくていいから、早く元気になってミルフィ姫を安心させてあげてね」 とうなずいてあげる。ミルフィ姫がうろたえるほどソラヤ君のカゼはヒドくなく、 もうほとんど治っていた。ヒトのお医者様がいないのと、ヒト用の薬もなくて どうしたら良いのか分からなくなってうろたえてしまったみたい・・・でもあんなに 心配してくれて羨ましいかな・・・すると、ソラヤ君の部屋にノックとともにユナ様と リナ様が入ってきた。二人の肩に雪が積もっている、ご主人様に言われて二人でこの 寒い中馬を飛ばしたのだろう。 「ヒト用のお薬持って着ましたの――っ!! 」 ユナ様の手に小さな小箱。 「えっ!! そんなのあったんですか!? 」 「ずっと前に落ちてきて、お店の倉庫の冷蔵庫に保管しておきましたの、ちゃんと 使用期限内ですの――っ!! 」 エッヘンと薄い胸を張って威張るユナ様。ぼくは箱を受け取る。 「え~と・・・ビ・・・ヴィックルヴェポラップ?『塗る風邪薬』・・・昔、見たこと あるような・・・」 箱を見て一人ごちるぼく。あれ?新品なのに封を切った跡が・・・と、仔細に 調べようとすればリナ様がぼくの注意を逸らすように咳払いして言う。 「ゴホンッ!! み、見舞いの品はここに置くぞ・・・」 と勝手に枕もとにフルーツの入った大きなバスケットをどかっと置くリナ様。 なぜか向きを確認しては一人頷いている。カゼ一つに大げさな見舞い品だよね・・・ 「あっ、ソラヤ君リンゴ剥いてあげようか?」 手をのばすぼく。 「ま、待てっ!! 」 「ダメですの――っ!! 」 ぼくの前に立ちふさがる二人。 「あ、あの・・・お見舞いの品じゃ?」 慌てて言い訳をまくし立てる二人。 「食べごろは明日ですの、明日――っ!! 」 「ソラヤは食べたくないと言っている、なあソラヤ・・・アン?(ギロリ)・・・」 「・・・は、はい・・・」 と身の危険を感じたソラヤ君が返事してる・・・なにかおかしい・・・ぼくが問い ただそうとすると、ちょうどぼくのご主人様がノックもせずに入ってきた。ソラヤ君が 慌てて言う。 「あ、ありがとうございました・・・貴重なお薬までいただいて、お見舞いまで 貰っちゃって・・・(ぺこり)」 ご主人様が鷹揚に言う。 「気にすることにゃいにゃあ・・・親友のためならこの程度たいしたことにゃいにゃあ、 それに違うモノで返してもらうしにゃあ」 ニヤニヤとぼくとソラヤ君をかわりばんこにネットリ見つめるご主人様。 「この寒い中、馬を飛ばしたのは私なのに・・・ぶつぶつ・・・」 「売り物の薬、タダで提供したのユナなのに・・・ぶちぶち・・・」 ぶつくさ言っている二人を無視してご主人様は言う。 「そうにゃ!!ソラヤも心細いだろうからお前が今日、一晩一緒にいてやるにゃ!!」 「ええっ!! いいんですか!! 」 返事をしたのは、ほとんど飛び起きかけて叫ぶソラヤ君。まだ病気なんだから・・・ 「お前もかまわにゃいにゃ?」 「えっ!? ・・・え~と・・・」 『お兄さま(キラキラ)・・・』 ううっ、背中のソラヤ君の期待に満ちた視線がイタイ・・・ 「わ、わかりました!! 今日は一晩看病します!! 」 と言ったところで扉の外にミルフィ姫が現われた。なぜか体をロープでグルグル 巻きにされており、ブロンドを振り乱してぴょんぴょん跳ねて来た。そして半分ずれた 猿轡の隙間から叫ぶ。 「だ、だめよ!!その薬を使っちゃ・・・むふ・・・ぐっ・・・がく・・・」 ユナ様が口をふさぎ、リナ様が当身をくらわせ、ご主人様がすかざずミルフィ姫を 抱えて引っ込む。この間1.5秒足らずでぼくは何が起こったのか判らない。ご主人様が ドアの隙間から顔だけ出してパチンとウインクして最後に言う。 「わたし達はリビングで大事な打ち合わせがあるから、お前は来ちゃダメにゃあ・・・ お前はちゃんと一晩中ココにいるにゃあ・・・もう来ないからお二人ごゆっくりにゃあ」 「は、はあ・・・」 不承不承うなずくぼく。うしろでウンウンと深くうなずいているのはソラヤ君。 ソラヤ君ホントに病人?・・・ と、言うわけで嵐のように4人のネコ姫が去っていくと部屋がいきなりシン・・・ とした感じ。 「・・・・・・」 二人の沈黙が部屋に積もるよう。ぼくは努めて明るく言う。 「と、とりあえず、お薬塗って、あったかくして寝ようね」 「はい・・・あ、あの・・・お兄さま・・・お薬、塗ってもらえませんか・・・」 恥ずかしげに言うソラヤ君。 「えっ、ぼくが?それは自分で・・・」 『ウルウル・・・(ジワジワ)・・・』 「・・・わ、分ったから、手伝うから・・・あっ・・・」 泣く子に弱いぼく・・・箱の中の説明書を取ると、横からソラヤ君がそれをさっと 奪い取る。 「ボ、ボクが読みますから、お兄さまはそのとうりに・・・」 「そう?・・・じゃあお願いしようかな」 確かに自分が使う薬だからソラヤ君が読んだ方がいいのかな・・・ 「ええと・・・本製品を胸部に塗布することにより、気化熱により体温を下げ、呼吸を 楽にします・・・」 『うんうん・・・たしかそんな感じの薬だったよね・・・』 ぼくは毛布をまくってソラヤ君のボタンに手をかける。パジャマの上のボタンから 一個ずつ『プチン、プチン』とボタンを外す。一つ外れるごとにソラヤ君の白い肌が シーツの上に広がる。 「・・・・・・・・・」 恥ずかしそうにトロンとした目をぼくに向けるソラヤ君。そんなに見つめられると ぼくも恥ずかしくなっちゃう・・・ 全部ボタンを外すとソラヤ君の薄い胸と縦長のキレイなおへそが現われた。白い 胸が密やかに深く上下してる。パジャマで擦れてしまったのか胸の桜色の先っぽは ほんのりと立ち上がっていて・・・ 「・・・そ、それで他にはなんて書いてあるのかなっ!!」 思わず見とれてしまったぼくは顔をぶんぶんと振ってソラヤ君に裏返った声で聞く。 ソラヤ君も慌てて説明書を覗き込む。『ヴィックルベポラップ』の青い小ビンを 開けると半透明の白い塗り薬があらわれた。 「あ、あの・・・『たっぷり手の平に取って両手によく馴染ませてください』って 書いてあります・・・ほ、ホントですよ・・・」 ちらちらとぼくの様子を伺いながら言うソラヤ君。 「わかった・・・たっぷりね・・・」 言う通りにするぼく。たっぷりすくい取り、手を擦り合わせるようにしてよく延ばす。 「そ、そしたら『胸に・・・胸によく揉みこむようにやさしく、じっくり塗ってください・・・』 って書いてあります・・・」 「い、いやに詳しく書いてあるんだね・・・」 何の気はなしに苦笑いして軽く言うぼく。ところがソラヤ君はなぜか必死でぼくに言う。 「ホ、ホントです!! あの、その・・・」 「わ、わかったから・・・ソラヤ君、塗るよ・・・」 「は、はいっ!! 」 目を閉じてきょうつけするソラヤ君。ぼくは両手をソラヤ君の胸にのばす。 『にとっ・・・』 「ひゃう!! ・・・んっ・・・」 ソラヤ君が薬の冷たさに小さく悲鳴をあげる。 そして知らないうちに二人は加速していく・・・ 「にゃふ・・・始まったにゃあ・・・」 リビングの大きな大理石のテーブルにしつらえたディスプレイを覗きながらマナが 言う。他人のソファなのに我が物顔でどっかりと座ってリラックスしてる。 両端から食い入るように見つめているのはユナとリナ。よく見ればディスプレイの 画面の周りにリンゴや桃のアップが映りこんでいる。 「ユナ・・・ちゃあんと、クスリは仕込んどいたかにゃ?」 「もちろんですわ、ちゃーんとネコにもヒトにも効く強烈なヤツをたーっぷり 混ぜといたの――っ!! 」 得意げにユナが言う。ディスプレイの中では少年が少年に胸を愛撫されてウットリ している様子が映し出されている。隠し撮りしているという背徳感がネコ姫達の 興奮を倍加させる。 「これからいったいどうなるのだ・・・はぁはぁ・・・」 息を荒げてリナがいう、気を落ち着かせる為に一気にグラスの酒を空ける。よく見れば テーブルにはアルコールや軽食が満載でオールナイトの準備は万全である。その足元で 声がする。 「む――っ!! む――っ!! 」 気の毒な本当の部屋の持ち主は毛足の長い敷物の上にぐるぐる巻きにされて巨大な 大理石のテーブルの足に縛りつけられていた。噛み付きそうな勢いでマナを睨みつける。 「にゃふ・・・これは今日働いた代金のかわりにゃあ、年末のマンネリ番組よりもっと いいモノが今年は見れそうにゃ・・・あっユナ、ナチョスはいらにゃいからサルサチップを よこすにゃ、パッションガーリックソースはこっちにゃあ・・・」 といやらしく笑い、勝手にふるまうマナを見てギリギリ歯ぎしりするミルフィ。 こんな女に一秒だけでも感謝した自分に腹が立つ。 『ああ・・・わたくしのソラヤがマナの召使の毒牙に・・・』 と本気で思っているミルフィ。 「あん・・・あっ、あ・・・」 高性能のマイクがソラヤの声を拾う。『ざっ』と顔を振り向けディスプレイに 集中するネコ姫達。部屋は一気に淫靡な予感に満たされ緊張する。夜は始まった ばかり・・・ ソラヤはいつもと違う激しい怒涛のような快楽に戸惑う。 『ふあああん・・・なんか胸がずんってきて・・・お兄さまに触わられてる先っぽが すごく熱い・・・』 クスリを塗られた瞬間から激しい快楽に襲われるソラヤ。幼い体を身悶えさせる。 その仕事柄(?)、毒薬などの薬学も勉強しているソラヤだが暗殺用ではなく、 夜な夜なお城のお姫様が秘密の遊びに使う媚薬は専門外。不思議に思う間にもソラヤの 白い胸から媚薬は速やかに浸透していく・・・ 「んっ、あっ・・・ひゃう・・・」 ソラヤくんの口から小さく喘ぎ声が漏れている。 「ソラヤくん・・・苦しい?」 心配になって聞くぼく。ソラヤくんは薄目を開けて長い睫を震わせて言う。 「だ、だいじょうぶですぅ・・・こ、呼吸もラクになってきたカンジ・・・ですっ・・・ あんっ・・・」 「本当!? 」 嬉しくなったぼくは早く良くなれとばかりに、一層念入りに塗り薬をソラヤくんの 胸に延ばしていく。ソラヤくんのスベスベの肌は体温が上がってきたのか、いつも 使っているボディソープのラベンダーの香りが薄っすらと立ち上る。 『ふああ・・・あ、あの時もこんな香りがして・・・ぼく、ソラヤくんと・・・』 なんて、ラベンダーの香りをトリガーにして、地下の大浴場でカラダを絡ませあった コトを思い出しちゃうぼく。 「ひあっ!! ・・・んっ!? 」 「あっ!! ご、ごめんソラヤくん、強かった?」 ソラヤくんの小さな悲鳴で我に返るぼく。慌てて手離そうとすると、ソラヤくんの 両手が意外な速さで伸びた。 『ガッ!! 』 両手でぼくの手首を掴むソラヤくん。ぼくが顔ををしかめるぐらいの握力で手首を 握り締めている。そしてぼくの目を見つめて恥ずかしそうに言う。 「あ、あの・・・だいじょうぶですから、もっと・・・もっとシテ・・・ください・・・」 そのままぼくの手の平を自分の胸に押し付けるようにするソラヤくん。手の平には 痛いほどツンと立ち上がったソラヤくんの乳首の感触・・・ 「ひゃ・・・あっ・・・こ、こんなふうな・・・カンジで・・・あっ、ふあん・・・」 ソラヤくんがぼくの手首を誘導して・・・ソラヤくんの形のいい眉は快感に合わせて きゅっ、きゅっと形をかえている。知らないうちにぼくは自分からもいやらしく手を 動かしていて・・・ 『なんか・・・おかしいよ・・・ぼく、クラクラして体が火照ってきて・・・』 ソラヤくんの胸から立ち上るラベンダーといっしょに塗り薬の匂いを嗅いでいたら、 なんだかヘンな、感じ・・・ 「あんっ、あんっ!! ふあああっ!! 」 いつしかぼくの両手のアプローチはソラヤくんの薄い胸の肉をかき寄せるようにして 激しく揉みしだく。ソラヤくんもぼくの両手首に手を副えたまま、催促するように 胸を突き出してよがっている。白いシーツの上で小さなカラダがエッチにくねる。 「こ、こんなに先っぽ尖らして・・・ソラヤくん女のコみたい・・・」 ぼくは、手の平で器用にソラヤくんの胸をやわやわと刺激しつつ、人差し指で 弾くようにソラヤくんの乳首をいじめる。ご主人様がよくぼくにやるヤツだ・・・ 「はああっ!!いやっ・・・お兄さまっ!!そんなにいじめないでっ!!・・・」 と言うソラヤくんの表情は悦楽に蕩けきっていて、ぼくを見る視線は媚びるような、 挑発するような色が混じっている。 「いじめるって・・・こんなふうなコト?・・・」 ぼくはトドメとばかりにヌルヌルとした塗り薬にまみれたソラヤくんの桜色の乳首を 親指と人差し指で『ぎゅ』とつまんで、しごき上げる。 「ひああああああっ!!だめっ、ふああっ!!ボク、おっぱい出ちゃうう――っ!!」 ソラヤくんの背が反り返り、上半身が大きくくねる。 「うわっ!! 」 ソラヤくんがぼくの手首を持ったまま上体をひねったために、もつれるように ソラヤくんの上に覆い被さってしまうぼく。 「ご、ごめんソラヤくん・・・」 いきなりぼくの目の前に映る、潤んだ瞳のソラヤくんのアップ。ぼくは身を起こ そうとするがソラヤくんの動きの方がはるかに速かった。 「お兄さまぁ・・・」 『ちゅむ・・・』 音にならない音が、ぼくとソラヤくんの唇の間から発生した。 「ソ、ソラヤくん!! イタズラしちゃダメだよっ!! 」 ぼくは抗うけどソラヤくんの腕はぼくの背にぎゅっとまわされている。ソラヤくんって ぼくより小さいのに時々すごく力が強い。 「お、お兄さま・・・ボク、ボクもうガマンできなくてっ・・・んっ、ちゅぱ・・・ふぁむ、 舌・・・ください・・・んんっ・・・」 「そんな・・・だめ・・・はむ、あんっ・・・ちゅる、ふあああ・・・はんっ・・・」 ぼくの腕は自分の胸とソラヤくんの胸との間に挟まったようになって自由が利かない。 それをいいことにソラヤくんの両腕はぼくの服のボタンを外し、体中を撫でまわし、 淫らにぼくの服の中に直接忍び込んでくる。もちろん唇はぼくの口内を激しく 犯してきて・・・ 『ふあああっ・・・ソラヤくんの手が・・・すごく上手・・・んっ・・・』 ぼくは、唇はソラヤくんにネットリ奪われつつ、徐々に抵抗力を奪われていく。 ソラヤくんの手の平はぼくの腰の辺りを撫でるように愛撫している。気を抜くと すぐお尻のほうに手が忍び寄りぼくの腰をびくびくさせる。もう一方の手はわき腹を 引っかくように愛撫していたと思うと、背筋のくぼみを指先でつるつるとなぞらせて、 その鋭い快楽にぼくは思わずソラヤくんに我を忘れてしがみつきかけてしまう。 もちろんキスしてる熱い吐息は息継ぎのたびにぼくの耳元に吹きかけられ、ソラヤくんの 足はぼくの足にねっとり絡みついていて、パジャマから出たふくらはぎとカカトで ぼくの太ももの裏をなでなでしてくる。全身をフルに使った無駄のないソラヤくんの 愛撫。 『ああ・・・ソラヤくん、5歳ぐらいからミルフィ姫のオナニーのお手伝いして るって言ってたっけ・・・』 そうなのだ、ちゃんとセックスするようになったのは1年足らずなのに、ソラヤくんは 手でイカせることに関しては超ベテランなのだ。される方はてんで弱いクセに・・・ 「ふああっ・・・ソラヤくんおかしいよぉ・・・こんなに感じちゃうなんて、ぼくのカラダ じゃないみたい・・・」 なぜかメチャクチャに気持ち良くなってるぼく。知らないうちに着ていたシャツは はだけて、ソラヤくんの塗り薬がたっぷりついた胸と合わり、ぬっとりと擦り合わせる ように動いている。 『も、もう・・・ガマンできない・・・すっごく・・・シタい・・・』 ぼくの心はどす黒いネットリとした欲望で塗りつぶされていく。そして・・・ 「う・・・あ・・・ソ、ソラヤくん!!ソラヤくん――っ!!」 タガが外れたようにソラヤくんに覆い被さるぼく。 「ああん!! お兄さまっ!! はんっ・・・む・・・」 ぼくはソラヤくんの頭をかき抱くようにして夢中でソラヤくんと舌を絡めあわせる。 『ちゅ・・・んっ、くちゅ・・・はむ・・・んっ、んっ、んっ・・・』 「ぷは・・・お兄さま・・・もっと唾ください・・・」 ソラヤくんがせつなそうに言う。ぼくはもう頭に血が上りすぎてクラクラしてる。 ソラヤくんの超絶なフィンガーテクニックはぼくにふわふわ眠くなりそうな心地よさと、 ジリジリ炙られるようなもどかしさをかわりばんこに体験させていく。ぼくの視界は ゆらゆらと揺らめき、全てが渦を巻いたように・・・ 急遽しつらえたディスプレイに釘付けの3人のネコ姫。身を乗り出して息をするのも 忘れて固まっている。ユナの口にくわえたままのポテチがパリンと床に落ち、自分で びっくりして正気に戻る。リナは胸にのびかけた手を慌てて下ろしてテーブルに強打 してる・・・ 「こ、こんなにうまくいくとは思いませんでしたの――っ!!ハァハァですの・・・」 「うわあっ、て、手があんなトコロまでっ!!・・・め、召使いくん、頑張るのだっ!!」 手に持ったグラスをミシミシいわせつつ、マナの召使いびいきのリナが叫ぶ。 ぶつけた小指が赤くなってる・・・ 「ム――ッ!! ム――ッ!! 」 音しか聞かされていないミルフィが火のついたように暴れる。そんな気の毒な ミルフィを見下ろしつつマナはしゃあしゃあと言う。 「これは治療にゃ、こんなカゼちょっと汗かけばあっという間に良くなるにゃあ!! ついでに二人が汗かくとソラヤもわたしも楽しめて一石二鳥にゃ」 ばくばくと高そうなローストビーフを頬張るマナ。ちなみに食料がなくなった先から、 ミルフィの台所から無断拝借してくるので食べ物は尽きない。 「ムキ――ッ!!ほ、ほの~!!ふぇんふぁいふりょおふぃめ!!(こ、このー!! ヘンタイ不良姫!! )」 歯をむき出して叫ぶミルフィ。上品な物腰をかなぐり捨て、猿轡ごとマナの足に 噛み付こうとしてる。そんなミルフィを見てマナは慌てずに言う。 「・・・ロープ追加にゃ」 「了解!! (ですの――っ!! )」 一斉に飛び掛るリナとユナ。 「いふぁい!! いふぁいっつふぁらっ!! 」 気の毒なミルフィは何故か、ぎっちりと両胸を絞られるように拘束ロープを追加 されてしまう。ドレスの胸元の生地がはじけそうにパツンパツンになってる・・・ ・・・と、そんなことを姫様達がやっているうちにディスプレイの中では、知らずに 媚薬漬けにされてぐったりしているマナの召使いが映っている。そして小さく 舌なめずりをしつつ、そのスパッツの腰にゆっくりと手をかけるソラヤが・・・ 「お、お兄さますごい・・・こんなにスパッツ持ち上がるぐらい大っきくして、こんなに 逞しくて・・・ボクもいつかこんなふうに・・・」 ソラヤはぐったりとしたマナの召使の下半身の側にうずくまって、うっとりと お兄さまの熱くたぎったこわばりを撫でる。スパッツのサラサラした感触の下に ドクドクと脈動する感触・・・ソラヤはごきゅんと唾を飲んでスパッツに手をかけた。 「今、ラクにしてあげますから・・・」 『はふ・・・ぼ、ぼく・・・』 頭に上りすぎた血がやっと引いてくる。 『そ、そうだ・・・ソラヤくんのテクニックに翻弄されて・・・そして・・・んっ、腰が 熱い・・・』 と、目線を下にやるぼく。ソラヤくんがいた・・・ 「んっ・・・お兄さま・・・キモチいいですか・・・ちゅ、ずちゅ・・・れる・・・」 フェラチオしつつ、上目遣いでぼくを見ているソラヤくん。 「うわっ!!ソラヤくんっ、なにやってる・・・ひくっ、うあああっ!!」 さっきからずっとフェラチオをされていたらしいシャフトはすごく敏感になって いて・・・ 「お兄さまのステキです・・・おクチに入らないかと思いました・・・んちゅ、 ちゅちゅ・・・」 ソラヤくんがぼくのシャフトを口いっぱい頬張りながらしゃべる。薄めの唇は ぼくのシャフトをプニプニとしごきつつも、口の中では裏筋にピッタリと舌の腹が あてがわれていて、うねうね、ちろちろと舌が泳ぎ快感をぼくに送りつづける。 「ひあっ!!こ、こんな・・・んっ、ソ、ソラヤくん・・・前より上手にっ・・・ なってるぅ~!! あっ、ひいっ、きゃふ!! 」 ソラヤくんが嬉しそうに目を細めて囁く。 「お兄さまにお風呂でイカされてからたくさん練習したんです・・・それにこの前 だって、何度も何度もボクのおクチに濃いのをお兄さまが注ぎ込んで・・・ポッ・・・」 うっとりとシャフトに舌を這わせつつ言うソラヤくん。こ、この前って、ぼくじゃ ないよぅ・・・ 「あっ・・・お兄さまそろそろイキそうですね・・・」 シャフトのひくつきを感じたのかソラヤくんがじゅぷじゅぷ言わせながら言う。 「ふっ、あっ・・・そ、それはぁ・・・」 ぼくはあごをのけぞらせて言う。腰とお尻の境目がずしりと熱く重い。早くたくさん どぴゅどぴゅしたい・・・ソラヤくんの声が催眠術みたいに流れ込んでくる・・・ 「お兄さま・・・いいんですよ、思いっきりボクのおクチ犯してください・・・すっごく キモチいくなるように動いてみて・・・」 「はあっ、はあっ・・・んっ、ふああっ・・・ソラヤくぅん・・・」 ぼくの両手はソラヤくんの頭を抱える、絹糸のような黒髪がくしゃりと手の平で つぶれる。そして、そして・・・ 「う、ああああっ!! ソラヤくんっ!!ソラヤくん――っ!!」 ぼくはソラヤくんの頭を抱え、ガクガク揺すりつつ、腰まで使いソラヤくんの 小さな口を荒々しく犯していく。 「んぷっ・・・んむっ、けほっ・・・ずちゅ、ふはぁむっ!!お、おにいひゃま、すごく ワイルドですぅ・・・んぐっ、むぷぅ・・・」 ソラヤくんはそれでもぼくのシャフトに舌をはわせ、強く吸ったりしてくれている。 「ソラヤくんっ!!くっ、きゃふ・・・イク・・・イッちゃいそうだよっ・・・」 「お兄さまっ!! おクチにっ、おクチにだしてっ!! 」 「あっ、あっ、あっ!! ・・・」 せっぱ詰まるぼく。腰がびくびくしてきた。ソラヤくんの小さなクチにぼくの 野太いシャフトが強引に出たり、入ったり・・・ソラヤくんの舌先がシャフトの鈴口を えぐってる・・・ぼくの腰はさらに速度を上げて・・・ 「ひああああああっ!!ソラヤくんイクっ、イク――っ!!」 ぼくの背がピンと伸びる。同時にソラヤくんの口に放たれる熱く白い白濁。 『びゅくっ!! びゅくっ!! 』 激しくしゃくりあげるぼくのシャフトにソラヤくんの舌がひらめき、さらにぼくの シャセイを促す。 「んっ、んっ、ん~っ・・・」 何故かソラヤくんはぼくの白濁を口に溜めているらしく、たちまちほっぺがハムスター みたいにぷっくりと膨れていく。なんか・・・いっぱい出してるのを見せつけられてる みたいで、すっごく恥ずかしい・・・ めくるめく快楽とはこのことかも・・・シャセイが下火になるとソラヤくんは先端を 咥えて、くるくる舐めまわしつつ、シャフトをしごきたて、逆にもう一方の手は 優しくシャフトの根元の袋をいらってくれている・・・ 「はふ・・・あっ・・・はあ・・・」 ぼくはすごい快感に涙目になりつつも、しっかり一滴残らずソラヤくんの口に放つ。 『あっ、あっ・・・ぼく、男のコに出しちゃった・・・』 薄っすらと後悔しつつ、下を見るぼく。ほっぺをふくらましたソラヤくんがニッコリと 笑う。そして・・・ 『とろとろ・・・』 ソラヤくんはたっぷり溜めた白濁をゆっくりと口から吐きだして、ぼくのシャフトに トロリとかけていく。たちまち自分の出した白濁まみれになるぼくのシャフト。 「くすっ、お兄さまのでヌルヌル・・・」 ソラヤくんは口からトロトロとさらに垂らしつつ、白くデコレーションされた シャフトを手でしごく。力を失いかけたシャフトはたっぷりのローションを使って 責められたみたいに気持ちいくってたちまち元気を取り戻す。 「ソ、ソラヤくん・・・なにを・・・」 ソラヤくんはニッコリ、小悪魔のように笑って言う。 「お兄さまの大きいから、ちゃんとヌルヌルにしないと入らないんだもの・・・」 つるんとパンツごとパジャマのズボンを脱ぐソラヤくん。しなやかなソラヤくんの ハダカが明かりにさらされる。恥ずかしそうにピンとたったオチンチンを隠しつつ、 ゆっくりとぼくに跨る。ひ、ひよっとして・・・ 「だ、だめだよっ!! ぼくたち男のコ同士・・・」 押し留めるぼくにソラヤくんはキレイな顔をぐいっと近寄せてニッコリと言う。 「その男のコにたっぷり出したのは誰?あんなにぼくのおクチぐぽぐぽ犯したのは?」 ぼくはソラヤくんの蜘蛛の巣にからめとられた蝶。淫靡な匂いを放つ食虫花に 捕えられた愚かな羽虫・・・ 「そ、それは・・・んっ!! 」 ソラヤくんが泣きそうなぼくの唇を奪う。そして手はゆっくりとぼくのシャフトに 副えられてゆっくりと腰を落としていく・・・ああっ・・・先っぽが当って・・・んっ、 はあっ・・・舌が絡まって・・・ぼくの味ってこんな味なの?・・・ ふあああっ、だめだよソラヤくん・・・ ふあああっ、だめだよソラヤくん・・・ 『ごきゅ・・・』 リビングの3姉妹はクライマクッスを見逃すまいと、固唾を飲んで見守る。そして、 ついにその瞬間をというところで・・・ 『ぶっちん!! 』 猿轡を根性で噛み切ったミルフィが吠える。 「こらっ!!やめなさいっ!!あ、あなた達、わたくしのソラヤが犯されるのを見て そんなに楽しいのっ!? 」 ヤル気満々なのはもちろんソラヤである。マナがうんざりと手にあごを乗せながら めんどくさそうに言う。 「逆にゃあ、エッチなソラヤがわたしの召使いを犯そうとしてるんにゃ・・・」 「う、うそおっしゃい!!ソラヤがそんなことするわけないじゃない!!ああ・・・ 可愛そうなソラヤ・・・」 と一人、雰囲気を出して涙ぐむミルフィ。この期におよんで、こんなコトを言う 姫様にわざとらしく溜息をついてみせるリナとユナ。それに気がついたミルフィが ボソッと毒づく。 「な、何ですのその態度は・・・この筋肉胸に盆地胸・・・」 にこやかに話す姉妹。 「今度はこの脂肪のカタマリを一つづつ絞りあげるよう、横向きに縛るのはどうだ ろうか?なあ、ユナよ・・・」 「あのねーリナ、もう一本真中にロープぎゅってしたら、おっぱい4つに割れて 一つ一つは丁度いい大きさになると思うんですの――っ!!」 「ち、ち、ちょっともう胸はやめなさいよっ!!リナのバカ力で縛ったら胸が千切れて しまいますわっ!! 」 うろたえるミルフィにマナが言う。 「お前ら、うるさいにゃ・・・それじゃあミルフィにもソラヤの本性見せてやるにゃあ」 と、ミルフィを『ぐにっ』と掴んでソファの下に引張るマナ。 「イタイっ、イタイから胸を掴んで引張らないで――っ!!」 どこまでも気の毒なミルフィ・・・ 『あ、あ・・・ダメだよソラヤくん、そんな・・・』 ネットリ微笑んで腰を落とすソラヤくん・・・ぼ、ぼくは・・・ 「やっぱりだめ――っ!! 」 ぼくはソラヤくんを突き飛ばしてしまう。懸命に言う。 「だめだよソラヤくん!!隣の部屋にご主人様がいるのにこんなトコロ見つかったら・・・」 ぼくの必死の説得をキョトンとした瞳で見つめるソラヤくん。 「見られたらきっとご主人様達の前でやれって言われちゃうかも・・・見られながら だとボク恥ずかしい・・・ポッ・・・」 「そんなコト、ご主人様はしませんっ!!『ウワキ』したって怒られちゃうんだよ」 ぼくは少しずれたソラヤくんに叫ぶ。実際、よくネコの性格を捕えているのが ソラヤくんで、ずれているのはぼくの方なのだが・・・そしてソラヤくんが追い討ちを かける。 「『ウワキ』じゃないですよ、だってボクたち『ヒト』なのに『ネコ』がヤキモチ 焼くはずないじゃないですか・・・ねっ」 ニッコリと言うソラヤくん。ぼくは少しショックを受けて考え込む。 『ご主人様・・・ぼくのことどう思っているのかな・・・』 いきなりフリーズしてしまったぼくはソラヤくんの行動に気がつかない。 「せっかくお兄さまの、トロトロのセーシまみれにしたのに・・・すっかり乾いて しまいました・・・」 じたばたして挿入のタイミングを逃したソラヤが溜息をつく。そんなソラヤの 視界の端に青い小ビンが映った。 『あ・・・あれをローションのかわりに・・・』 ソラヤはフタを開けてたっぷりと両手に塗り薬をとると、ソラヤの手で一握りあまり そうな逞しいシャフトに丁寧に塗りこんでいく。 そして、ぼくは無性にご主人様に会いたくなって・・・ 「やっぱり、ぼく帰るよ・・・ソラヤくん本当にゴメ・・・ひっ!?う、うああああああっ!!」 ぼくは悲鳴を上げてベットに蹲る。 『ひあああっ!! オ、オチンチンが焼けるっ!! 』 ぼくのいきなりの苦しみようにソラヤくんがうろたえる。 「お、お兄さまっ!!だいじょうぶですか?ボク、ボク・・・」 背中をさすってくれるソラヤくん。ぼくは立てひざのまま、ゆっくりと身を起こす。 なにか開放されたような、バリバリとヒトの皮を脱皮してケモノに進化した気分。 「フ――ッ!! フ――ッ!! 」 僕のうめき声。ソラヤくんが上ずった声で呟く。 「うそ・・・そんな、すっごく・・・ドクン、ドクンって・・・」 お兄さまの下腹部にそそり立つシャフトに目を白黒させるソラヤ。別に大きさが 2倍になった、などということはないが、迫力が断然違っていた。さっきが肉棒なら 今は鉄棒と言ったところ。なにかこのままソラヤがそのシャフトにぶら下がっても しっかり支えられそうなカンジ・・・びっしりと血管が浮いたシャフトの姿は実に凶悪で、 急角度でそそり立ち、さらにカリ首がドンと張り出した様子は同性ながらソラヤの腰を 熱く蕩かして頼りなくさせてしまう・・・ 「ソ、ソラヤくん・・・」 じり・・・お兄さまがひざ立ちでにじりよる。 『あ、あんなので貫かれたらソラヤ、コワれちゃうかも・・・』 さっきまで積極的だったソラヤが一瞬怖気づく。 『ガッ!! 』 お兄さまの手がソラヤの華奢な肩を掴む。手の跡が付くぐらいに・・・ 「お、お兄さ・・・」 「フ―――ッ!! 」 お兄さまはいきなりソラヤを押し倒す。瞳にはケモノの光。 「ああっ!!ダメッ、乱暴にしたらソラヤ、コワれちゃう――っ!!」 必死でもがくソラヤ。不意打ちで慌ててしまったソラヤは体術を発揮できない。 お兄さまのカラダがソラヤの白い太ももの間に割り込んできて・・・ 「いや――っ!!お兄さまっ、乱暴なのはいやです――っ!!ボク、コワれちゃ・・・ ひっ!! 熱いのがアソコに当って・・・」 「フ――ッ!! フ――ッ!! 」 ケモノじみたお兄さまは狙いを定めて・・・腰をぐいっと押し出すように前に・・・ 「ひいあああああ――っ・・・あ・・・あ、あ!?・・・」 ソラヤの背が反り返り、苦痛に眉が歪んだのはほんの数秒。アヌスから溶け出すように 発生したとてつもない快楽は体中を駆けめぐる。息さえ忘れそうになってヘンな 溜息を肺から必死に押し出す。二人は押し流され、召使いの少年達は二人ともケモノに なって快楽の限りを絞りだす。 「ほら、ほら、ほら――っ!!見なさい、御覧なさいっ!!可哀想なソラヤが犯されてる じゃないの――っ!!ああっ、なんてマナの召使いは主人に似て節操がないのかしら!!」 と、得意気(?)に嘆くミルフィ。ユナがその横で呆然と呟く。 「ふ、不可抗力ですの・・・だってお薬、匂いだけでも効果あるのに粘膜直接なんて・・・」 基本的に人の話を聞かないミルフィが細かい意味もわからずに言う。 「なにが不可抗力ですの!! だいたいソラヤは・・・」 『あ、あ~ん!! お兄さま――っ!! 』 ディスプレイから甲高いソラヤの悲鳴。思わず画面に釘付けになってしまうミルフィ。 「むおおっ!!あ、あんな体位でずぶずぶと・・・ハァハァ・・・」 見苦しく身を乗り出すリナを押しのけてマナが言う。 「そうにゃあ、片足を肩で背負うようにして激しく突くにゃあ・・・にゃふふ・・・」 「はわわっ!!あんなに腰の動きがカクカクって・・・す、すごっ・・・ハッ!!わたくしと したことが」 我に返るミルフィ。慌てて叫ぶ。 「い、いったいこんなの見て何が楽しいんですのっ!?趣味が悪いったらありませんわ!!」 「にゃに言うにゃあ、こうして『美少年同士の絡み合いを直接手を下さず、高みから 鑑賞する事』こそ上流階級の愉しみにゃあ!! 」 「あ、あなたの上流階級のイメージはいつもどこか間違ってますわ!!」 「ミルフィもちゃんと間近でみればそのありがたみがわかるにゃあ・・・それにしても 今回は実にスムーズにうまくいったにゃあ」 「もちろんですの――っ!!塗り薬だけでなくてソラヤが初めに飲んだ玉子酒にも お薬入れときましたの――っ!! 」 得意気に言うユナ。でもマナはテーブルの上をワナワナと見つめてる。 「ひ、ひとつ聞くにゃ・・・その玉子酒っていうのは・・・?」 「キッチンにあった日本酒のビンにあらかじめサラッと・・・あれ?・・・これ・・・」 ユナも見覚えのある日本酒のビンを見つける。 「こ、これは、ずいぶん前に酒がきれたので台所から勝手に持ち出した・・・純米吟醸 『美少年』・・・」 おどおどと言うリナ。 「ユナ・・・ 48 でなんて言ってたかにゃ?」 「『ネコにもヒトにも効く強烈なヤツをたーっぷり混ぜといたの――っ!!』って・・・」 「・・・・・・・・・」 『ゴンゴンゴンゴン・・・』 気まずい沈黙の効果音が流れる。そして誰からともなく服を引き千切るように脱ぎ、 大きなソファの上で、互いに汗と粘液にまみれた取っ組み合いを始める三姉妹。 ミルフィはソファの下で慌てて頭をふせ難を逃れたものの、さっき言われた 『美少女、および美女同士の絡み合いを直接手を下さず、高みから鑑賞する事』の ありがたみなどちっとも判らなかったのは言うまでもない・・・ 所変わってソラヤの部屋。二人とも始めと比べればずいぶん落ち着いてきてはいるが、 それでも激しく幼いカラダをぶつけ合い、よがり合う。 「ふあっ、ああっ・・・お兄さまぁ・・・腰が蕩けちゃう――っ!!」 「ソラヤくぅん・・・ぼくの腰、とまらないよぅ・・・んっ、んっ・・・」 ぼくはソラヤくんの両足を両肩に抱えあげるようにして、激しくソラヤくんを突き まくる。出し入れの一回ごとにどんどん気持ちイクなっていくカンジ・・・ソラヤくんの アソコも『ぎゅ』って握り締めるように締め付けてくる・・・ 「はあっ、はあっ!! ソラヤくん、ソラヤくんっ!! 」 ぼくはさらに、のしかかるようにしてズンズンする。もうソラヤくんの足の裏は 天井を向いてる。ぼくは真上から全体重をかけてバスバスとソラヤくんの小さなお尻を 責める。 「ふああっ!!お兄さまっ・・・そんな真上から・・・くっ、はふぅ・・・深いのぉ・・・ お兄さま、す、スゴイ所にぃ・・・」 ソラヤくんの細くて白いカラダは汗にまみれつつ、ほんのり赤みをおびている。 大きすぎる快楽を受け止めかねて、くねくねとうねるソラヤくんの体・・・ 「ソラヤくん・・・いくよ・・・」 ぼくはソラヤくんの片足を肩から下ろす。残った足を『ぎゅ』っと抱きしめるように して、激しく腰を繰り出す。これで側位の体勢。 「ふあっ、ソラヤくんすごい締め付けてくるぅ・・・それにこんなにピンピンになって 揺れてるよ・・・んっ、はんっ・・・ちゅ、ぴちゃ・・・」 「お、お兄さまっ!!見ちゃダメッ!!ひああっ、そんな・・・足の指舐めちゃだめ ですぅ・・・キタナイです・・・あひゃん、きゃふ!! 」 口から溢れるよがり声を両手で押さえつつソラヤくん。試みは今の所全く成功して いないが・・・ぼくは名残惜しげに舐っていたソラヤくんの足指を口から出すとその足も ゆっくり下に降ろす。ソラヤくんはうつ伏せの体勢に・・・ぼくはそのまま小刻みに ソラヤくんに快楽を叩き込む。これでうつ伏せバック責めの体勢。 「ひあっ、ふあああん!! 」 カラダを半回転させられて内壁をえぐられてカワイイ悲鳴をあげるソラヤくん。 軽くイキかけるソラヤくんの蕩けきった表情に大興奮しちゃうイヤらしいぼく・・・ 「はあっ、はあっ・・・ソラヤくん気持ちいい?れる、ちゅく・・・くちゅ・・・」 ぼくはソラヤくんにぴっとり覆い被さって動く。この体位だと腰にソラヤくんの まろやかなお尻の感触を楽しみつつ抽送できる。ついでに目の前にソラヤくんの耳が あるので遠慮なくネットリと口で愛撫してあげる。 「ひああああっ!!ソ、ソラヤ感じすぎてっ・・・あっ、ひあっ・・・そんなに入り口を 小刻みにっ!!んふぁ・・・耳も、耳もイイよう・・・お兄さまっ!!お兄さまぁ・・・」 メロメロのソラヤくん。もう感じすぎて逆に不安になったのか、ばたばたと両手が 暴れてる。ぼくはそのソラヤくんのての甲を上から優しくかぶせるようにして握って あげる。そして『ちゅ、ちゅ』と軽く耳裏に口付けをしつつソラヤくんに聞く。 「なあに・・・ソラヤくん・・・」 口調は優しいぼくだけど、下半身は休むことなくソラヤくんのお尻の上でまったりと 弾み、ときおり軽く円を描くようにしてソラヤくんのアヌスを責め続ける。 シーツを噛み締めて息も絶え絶えにソラヤくんが必死で言う。 「あっ、あっ・・・お兄さまっ!!もう、イカせて!!思い切りイカせて――っ!! 」 ぼくもソラヤくんのみっちりとした激しい締め付けにクライマックスが近いのを 自覚して叫ぶように言う。 「じゃあ、思いっきりいくよ!! ・・・それっ!! 」 ぼくはソラヤくんの両手首を掴んでうつ伏せ状態から一気に立ち上がる。ソラヤくんは 両手首と接合部だけで無理やり引立てられたようになり、ボクのシャフトで入り口を 手荒くえぐられてしまう。これで体位は変形の立ちバックになった。ぼくは腰を落し 気味にしてるけれど、身長の差からソラヤくんは懸命につま先立ちして必死で高さを 合わせてる。 「ひぎいいいっ!!きゃふっ!!お兄さまのカタイのがっ・・・ひあああっ!!」 ガクガクとつま先の力が抜けては、『ゴリュン』とぼくのシャフトでアヌスを えぐられるソラヤくん。そして力のうまく入らない腰で必死に爪先立ちに復帰する。 本格的に動く前にもう涎を吹きこぼして絶叫して・・・でも、もっと気持ちイクしたげる からね・・・ 「いくよ、ソラヤくん!!今日オチンチン一回も触ってあげてないけど、お尻だけで イカせてあげるっ!! 」 『パンパンパンパン・・・!! 』 キレのいい音が部屋に響く。信じられないけど本当に拍手するみたいな音。これは ご主人様に手取り足取り教えてもらってマスターしたぼくの武器でもある。要するに 挿入前ならソラヤくん。挿入後ならぼくのホームグランドなのだ。ぼくは前半の失点を 取り戻そうと激しくソラヤくんを責めたてる。反応の良かった場所とか、微妙に内壁が うねった角度とかをちゃんとフィードバックして縦横無尽に突きまくる。 「ふああああっ!!お兄さま!!もうイキそうですっ、だから、だからオチンチン しごいてっ!! ひくぅ・・・しごかせてくださいっ!! 」 泣き叫ぶソラヤくん。でもぼくはソラヤくんの手首を握る手を離さない。 「だ~め、お尻だけでイクって言ったでしょ・・・それにソラヤくんのココ、まだぼくを 欲しがってる・・・よっ!! 」 思い切り深く挿入して大きく腰をまわすイジワルなぼく。円運動が一番上に来たとき ソラヤくんのつま先がほんの一瞬だけ本当にふわりと浮く。 「ひぎいいいいっ!!感じすぎっ・・・ます・・・はくうう・・・ああああ・・・」 ガクガク痙攣するソラヤくん。もう限界みたい・・・ぼくもじんわり腰に来てる・・・ 「ソラヤくん・・・イクよ、イクよ・・・」 ぼくはラストスパートをする。また部屋に『パンパンパンパン』って恥ずかしい音が 響いてる。次第にソラヤくんの腰もぼくの腰を迎え撃つように突き上げてくる。 「うああああっ!! イク――ッ!!お尻だけでイク――ッ!!」 先にイッたのはソラヤくん。びくびくと背中を反らせてシャセイする。でも今まで 一回も直接にオチンチンを触らなかった影響か、すごくヘンなシャセイ・・・白濁が トロトロとゆっくり溢れ出るだけ、飛び出す勢いがなくてソラヤくんのピンとそそり立つ 若幹を伝って流れ落ちる・・・ぼくは少し心配になったけれどイキかけの腰はもう 止められない。 「んっ、んっ・・・ソラヤくんのが締まるっ!!ぼくもイクよ――っ!!」 『びゅくん!! びゅくん!! 』 ぼくはいつも以上に大量にソラヤくんの中に放つ。イキながらも、感じすぎてツライ けど激しく腰を使う。これもご主人様の教育の賜物。 すると、ソラヤくんの様子がおかしくなってきた・・・ 「か、か、感じすぎちゃうぅ・・・あ――っ、あ――っ!!ひううう・・・」 白目を剥きかけてるソラヤくん。まだ白濁はトロトロ出てた。 後で聞いたけれど、ゆっくりシャセイしていたときも快感は普通のシャセイと いっしょみたい。しかもゆっくりな分、3分近くトロトロ出っ放しだったから、 ソラヤくん3分近く男のコ絶頂ぶっ続けだったみたい・・・最後はソラヤくん動物みたいに なって・・・ 「ひいいいいいっ!! ひいいいいいっ!!あひいいいいいっ!!」 って、すごい絶叫して失神した・・・ご主人様たちが様子を見に来なかったのがほんと 奇跡・・・ぼくはたっぷりと二回目を出してゆっくり目を閉じる・・・ 『ぴちゃ・・・ちゅく・・・』 ソラヤが心地よい感覚に目を覚ますと・・・ 「ん・・・んん・・・えっ!? お兄さまっ!! 」 ベットの下のほうでソラヤにフェラチオしているのは大好きなお兄さまだった。 夢かも知れないと思いつつも、夢だったら覚めないように小声で尋ねるソラヤ。 「お、お兄さまどうして・・・そんな・・・」 お兄さまはネットリ舌を這わせつつも、恥ずかしそうにシーツにくるまって言う。 「さっきソラヤくんヘンなシャセイだったから、ちゃんとシャセイするか調べて あげる・・・ちゅ、くちゅ・・・それにぼくだけ2回イッたから、お返し・・・ ずちゅちゅ・・・にこっ」 「そ、そんな・・・お、お兄さま、やっぱり上手すぎ・・・あっ、あっ・・・ダメ――ッ!!」 もっとたくさんお兄さまにシテもらおうと思った決心とは裏腹にあっという間に お口の中でイカされてしまうソラヤ。心の中で号泣する・・・ 結局またもや飲みきれず、目を白黒させてる『お兄さまの手伝い』と称してキス しながらソラヤはうっとりと思った・・・ 『カゼって、すごく気持ちイイ・・・』 カゼも全快。今日はソラヤの一年で一番の日になったのでありました。 翌朝・・・ミルフィ姫の客用寝室・・・ 「あのすみません・・・ミルフィ姫・・・ご主人様達のコト、宜しくお願いします・・・」 申し訳なさそうに頭を下げるぼく。ソラヤくんはべったりとぼくの腰の辺りに手を まわしてくっついている。 「ホッホッホッ!!宜しくてよ、全くこの時期に全裸で朝まで寝てるなんて自殺行為 ですわっ!!死なずにカゼで済んだのはきっと『バカはカゼひかない』という格言が 少しは効いたんですわっ」 と、いつになくキツイミルフィ姫。昨日なにかあったのかな・・・ぼくは目の前の ご主人様に言う。 「ご主人様・・・早くカゼ治してくださいね・・・でも良かった、ミルフィ姫が3人とも 看病してくれるって言ってくれて・・・」 「ごほ・・・げほっ・・・お前、行ったらだめにゃあ・・・わたしを見捨てたらダメにゃあ・・・」 気弱なご主人様、少しカワイイかも・・・でも、なんか後ろのミルフィ姫をチラチラ 気にしてる。 「すみません・・・年末は抜けられないバイトがあって・・・松の内は物入りだし・・・ でもリナさまもユナ様も一緒なら寂しくないでしょ」 と、言うと両隣に寝かされているリナ様とユナ様が口々に言う。 「待て・・・今、行ってしまったら・・・ゴホン、ゲフン・・・」 「だ、だめですの――っ!!このおっぱい星人を信用しちゃ・・・ゼハ、ゼハァ・・・」 ぼくは安心させるように言ってあげる。 「だいじょうぶですよ!!なるべく早く帰ってきますから、ねっ・・・あっ!!もう こんな時間・・・それじゃあいってきま――す!! 」 ぼくはミルフィ姫に目礼して部屋から出る。気のせいかべたべたしてるソラヤくんと ぼくを見る目つきが少し怖いような・・・まさか昨日のコト、ばれてないよね・・・ そうしてミルフィは三姉妹の寝ているベットの前に仁王立ちする。 「ふふ・・・ジャマ者は行きました・・・まあ、あの召使いはソラヤが泣いて頼むから 許してあげるわ」 「ありがとうございますご主人様・・・」 かしこまるソラヤ。お兄さまがいなくなれば、すっかりソラヤも『可愛い弟モード』 から『有能召使いモード』である。 そうしてミルフィは『ギンッ!!』と不届き者達を睨みつける。あたふた、もぞもぞ 蠢く三姉妹達。ミルフィは言う。 「ふふ・・・ちゃんと治療はいたしますわ、あなたの召使いと約束してしまいました もの・・・」 安堵するマナ。 「にゃふ・・・さすがミルフィにゃあ・・・昼ゴハンは『猫兆』の重箱がいいにゃ」 ずうずうしいにも程があるセリフにミルフィのこめかみにビシビシ青筋が浮く。 ソラヤはなんでこのマナ姫のことになると自分のご主人様がいとも簡単に暴走して しまうのか判らない。先日の雨の日のダウンタウンとは大違いだ。 「ソラヤ、治療の準備を・・・」 「はい・・・」 ソラヤは3人の布団をひっぺがすとその下は3人供全裸で拘束されている。お返しと ばかりに約二名はぱつんぱつんの刑である・・・ そうしてもったいぶってミルフィは薬箱から薬を取り出した。 「ふふ・・・さてお薬の時間ですわ・・・『フェリシア製薬ジクロフェナクティーム剤』」 「ぶっ!! 」 思わず吹き出すマナ。 『・・・?』 きょとんとしてるリナ。 「そ、それ、もしかして、もしかしてですの・・・」 青ざめてユナが問うとミルフィが高らかに笑って言う。 「ふふ・・・もしかしなくても『座薬』ですわ!!・・・ソラヤ手袋を・・・台所の皿洗い 用ので結構ですわ・・・マナには特に早く治って欲しいから10個は入れませんと・・・」 「10個は致死量にゃ――っ!! 」 「薬は用法、用量を厳守ですの――っ!! 」 「にゃ――っ!!なんでこうにゃるの――って言う人物がちがうにゃ――っ・・・」 『ずぶずぶ』 「・・・ゔに゙ゃ―――――っ!! 」 シュバルツカッツェ城に今年最後のマナの悲鳴が響き渡るのでありました。 (・・・おしまい)
https://w.atwiki.jp/yaruo-schop/pages/86.html
サムネイル画像 タイトル お兄様の恋姫無双~萌将伝~ 作者名 ◆2U5iYLS3SE 原作 恋姫無双 ジャンル 架空戦記、コメディ、タイムスリップ 主人公 司波達也(魔法科高校の劣等生) 期間 2014/08/25~2014/09/04 掲示板 やる夫系雑談・避難・投下板(やる夫板) タグ 書き溜め、完結作品 まとめサイト 様 やる夫疾風怒濤 様 スレッド一覧 スレッド名 タグ 備考 開始日時 最終レス 【R-18】とあるお兄様の保身目録 書き溜め #597から「お兄様の恋姫無双~萌将伝~」シリーズ:スタート 2014/08/24 2014/08/26 【R-18】涙の理由を知ってるか♪ 書き溜め、性的表現 #952から埋めネタ「お兄様達のサクラ大戦」:開始 2014/08/26 2014/08/30 【R-18】太正桜に外道の嵐 書き溜め 2014/08/30 2014/09/03 【R-18】ハッピーブラザーウェディング 書き溜め 「お兄様の恋姫無双~萌将伝~」シリーズ:完結#286から「愛なんて鎖のように重いペルソナ4」シリーズ:スタート 2014/09/03 2014/09/07 同作者の作品一覧 異能学園都市でギャルゲ インフィニット・カニラトス お兄様の恋姫無双 お兄様の恋姫無双~萌将伝~ 愛なんて鎖のように重いペルソナ4 セージとハジメのP3 お兄様のペルソナ4 ジョジョの奇妙なデビルサバイバー2 チンピラは四畳半で生活しているようです 卑劣サバイバー2 ジョルノの愉悦探求紀~カツアゲ!無駄話!不等取引!
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/16360.html
ご主人様、帰ってこないよ!! 登場人物 コメント 『サンデーうぇぶり』の読切漫画。 登場人物 クロバットorケッキング:カレンデュラ ケッキングは怠け者な性格から ズバット:ダイヤ 青っぽい色と小柄から オンバーンorロズレイド:ローズ ロズレイドは名前から ココロモリorメガヤンマ:クロム メガヤンマは色合いと眼鏡から。性格:うっかりや コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 登場人物とだけ書かれた荒らしコメントを削除 -- (名無しさん) 2019-10-17 20 28 47
https://w.atwiki.jp/amakoi/pages/197.html
ご主人様の言う通り!―松原大樹攻略 大樹ルート 親友を頼る 抗議する 大樹を頼る 朝食を持って行く 本の件を持ち出す 大樹の部屋 まずは落ち着く バスタオルをセット 脱衣所に入る 大樹くんのため (セーブ) 大樹BADENDルート(セーブから) 頬にキスする 大樹BADEND 大樹HAPPYENDルート(セーブから) 唇にキスする 大樹HAPPYEND 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/nekomimi-mirror/pages/120.html
こっちをむいてよ!! ご主人様 第7話 シャワールームのカランをひねるとすぐに適温のお湯が出てくる。 『シャ――――』 熱いお湯がぼくのカラダを叩いて、体の芯の熾火のような、とろりとした疲労を ゆっくりと押し流していく。 ぼくが溜息をつくと、そこはかとなくぼくに移ったご主人様の残り香が湯気の 立ち込めるシャワールームにほんのりと漂った。 「ふあぁ・・・ご主人様の匂い・・・」 ついさっきまで絡み合い、燃え上がっていたご主人様のあられもない痴態を 思い出してしまうぼく。その香りを洗い流すのはもったいないような気がするけど、 明日はお城の給料日で朝が早いのでちゃんと今日は汗を流して寝よう・・・ ゆったりとしたシャワールーム。ちゃんと毎日掃除してるからレモンイエローの タイルは目地まで真っ白ピカピカ。目の前の大きな鏡は防露処理がしてあって、 どんなに湯気が出ても曇らない。シャワーを浴びる色白のぼくが鏡に映ってる。 「あっ・・・やっぱり跡が残ってる・・・」 ぼくは鏡を覗き込む。ちょうど鎖骨の上辺りの首筋に紅くキスマークが残っている。 さっきご主人様が嫌がるぼくに・・・ 「お前はわたしのモノにゃあ!!その証拠をつけてやるにゃあ、ちゅううう・・・」 「あっ・・・明日、たくさん人に会うのに・・・だめ・・・」 「にゃは!!ココがまた元気になってるにゃあ・・・もう一ヶ所はここにつけて やるにゃ!! 」 「うわあああん!!ご主人様ソコはそんなに吸っちゃだめ――っ!!」 『はふ・・・あの後、また立て続けに・・・ご主人様いつもより激しくて・・・』 熱く吐息をつく。さっきのクライマックスを思い出してシャフトが反応しかけちゃう ぼく。 「はわわわ・・・」 シャワーの温度を下げて慌ててアソコを冷ますぼく。ぼくはその時シャワールームに 誰かが忍び込んできた音に気がつかなかった・・・ いきなりだった。鏡に背後のカーテンから突き出された二本の腕が映る。 「えっ!! 」 ぼくが振り返るまもなくその腕はぼくの首に巻きついて口元を押さえる。 「もがっ!! むぐぐ・・・」 じたばたと暴れるぼく、苦しくて息を吸い込む。侵入者の手には何かタオルが 握られていてぼくの口元を押さえてる。 『あれ・・・南国の果物のニオイ・・・』 そんな香りと引き換えに、ぼくは意識を失ってシャワールームに崩れ落ちる・・・ いや最後に何か聞こえたような・・・ 「にゃふ・・・」 翌日・・・ 城下町への道を歩く、ミルフィとソラヤ。ミルフィはお城からの月々の化粧料と 父親からの仕送りが入金されて機嫌が良い。日傘をくるくる回してミルフィは言う。 「ふふ・・・ソラヤ、何か欲しい物があったら言いなさい・・・あのマナと違って わたくしには仕送りをしてくださるお父様がいるんですもの、遠慮しなくていいわよ」 「ご主人様、ボクはそのキモチだけで・・・」 感激してうるうる言うソラヤ。 「まあ、ソラヤったら・・・んっ?なにかしら・・・」 前方に砂ぼこりが上がっている。それがみるみる大きくなって・・・ 「ご主人様!! あぶないっ!! 」 素早く、道の端にミルフィを引張るソラヤ。その身のこなしは只者ではない程 素早い。 『バカラッ!! バカラッ!! 』 さっきまでミルフィのいた所にうなりを上げて通過するのは、真紅のクレイプニール。 それに騎乗するのは燃えるような赤毛の姫将軍。あおられて空に舞う白い日傘。 「なっ、なっ!!あれリナじゃないの!!な、なんとかいいなさいよ――っ!!」 あっという間に城に消えていったリナめがけて毒づくミルフィ。はためくスカートの 裾を押さえつつ、ミルフィはリナの赤い皮鎧の胸元から飛び出て宙を舞う紙切れを 見つけた。ひらひらと何処かへ飛び去ろうとしている。 「ソラヤ・・・あれを・・・」 すぐにソラヤがその紙切れを押さえてミルフィの元に持ってきた。紙切れには グリグリと汚い字でこう書いてある。 「なになに・・・ 『わたしの召使い売りますにゃ 一人あたり2000セパタ、ポッキリ びた一文、まけないにゃ、マナより』 ・・・何これ?」 ソラヤの顔がすっと曇る。 「マナ様の召使いのお兄さま・・・売られちゃうの?」 「まさか!!あの召使いなら値段に0があと二つ足りないわ・・・もちろん値打ちは ソラヤの方が上ですけど・・・」 「でも・・・」 哀しそうなソラヤ。ミルフィは自分の召使いに甘い。 「ふふ・・・ならば、様子を見に行きましょう、ホントに売られていればこのわたくしが 買い取ればいいだけのこと・・・」 ソラヤが満面の笑みでミルフィの腰に抱きつく。 「本当ですか!!じゃあボク、『お兄さま』が欲しいです!!」 主従はゆっくりとお城に引き返していく。これから起こるとんでもないコトを 知らずに・・・ リナは自分の愛馬、クレイプニールの『セキテイ』をお城の馬小屋に叩き込むと 直接マナの部屋に駆け込む。ノックもせずにかって知ったる廊下をずかずかと進む。 そしてリビングではなく、作業室のドアノブに手をかけた。 『バ――ン!! 』 勢い良く開けた扉の向こうにはリナの姉と妹がいる。 「あはっ、リナおそいよ――」 妹のユナはあいかわらずロリータなボディを黒系のひらひらの多いドレスで 包んでいる。銀色とも灰色とも違う錫色の髪は今日もきっちりツインテールに してあり、大きなリボンが一段と目立つ。こんな可愛い格好をしているが薬屋を 経営していて、まともに父親がいる猫姫よりお金持ちだ。ちなみにリナは少しユナが 苦手でもある。 「う、うむ・・・」 リナが頷くと姉のマナがせわしく声をかけた。 「にゃにゃ!! ちゃ――んと持ってきたかにゃ?」 白衣を着たマナが手を出してリナを覗き込むように言う。機能的にきっちりと 髪をまとめ、禁欲的な白衣を着ているものの、白衣の下はいつものように扇情的な ほどの薄着。ホットパンツにノースリーブのYシャツ。シャツはだらしなく上の ボタンを留めていないから胸の谷間が丸見えになっている。 リナは何でこんなだらしない姉に、よくあの召使いが愛想を尽かさないのかを いつも不思議に思う。 「こ、これを・・・月謝を前借りしてきた・・・」 そして自分が師範をしている武道場の月謝と今までのなけなしの貯金の入った 紙袋を出した。もったいない気持ちをぐっと飲み込んでマナに突きつける。 「ここに2000、必ずある!! 」 『ガシャ』とマナに押し付けた紙袋が破けてそこから何枚か小銭が散らばる。 「こ、コレで本当に私にも召使いが手に入るのか!! 」 「まかせるにゃあ!! 」 ポヨンと胸を叩くマナ。すかさずユナにも手をだす。ユナは顔色一つ変えず、 ポーチからでっかいがまくちを取り出すと手の切れそうな帯封つきの札束を4つ マナに渡す。 「はい・・・4000セパタ。ユナねー、召使い君二人欲しいなぁ」 凄まじい大金を前に無邪気に微笑むユナ。大金慣れしてないマナとリナは顔が 引き攣ってる。 「だ、大丈夫にゃあ!!召使い二人でも全然オッケーにゃあ・・・さあて・・・コレを みるにゃ!! 」 マナは目の前の大きな機械らしき物にかぶせてあるキャンバスをバッとめくった。 「これは・・・」 「へ――・・・」 様々な計器のついた大きな機械が目の前に鎮座している。そしてその機械から ぶっといパイプがつながれている。そのパイプの一方は、大きな円筒形のガラスに つながれて、そこにはマナの召使いが全裸で閉じ込められていた。薬で眠らされて いるのか意識を失っている。そして片方のパイプはなぜか白色の洗濯機に繋がっている。 この余りにインチキ臭い機械に抗議の声が上がる前にマナは叫んだ。 「にゃにゃ!!今度の発明はすごいにゃ!!どんな生き物も複製できる機械にゃ!!」 「・・・・・・」 手を広げ拍手を待つマナ。しかし妹達の反応は鈍い。しかたなくぶつくさ言いつつ 機械に向き直る。 「にゃっ!! 結果を見てひれ伏すにゃよ!! 」 マナはスイッチをひねり、メーターを一つずつチェックしていく。このときばかりは 真剣な顔をしている。すると、洗濯機は『すすぎ』の状態でゴンゴンまわり出し。 マナの召使いの閉じ込められてる円筒には上から『ゴボゴボ』と水が落ち始め、 みるみる底に溜まっていく。 『・・・!! ・・・!! ・・・!! 』 お尻を浸す液体の感触に目を覚ました召使い。ネコ姫様達を見つけてガラスを 叩き、助けを求めるがガラスは相当厚いらしく、パントマイムのように音一つしない。 「あ、姉上・・・だ、大丈夫なのか?」 三姉妹の中でキレてさえいなければ、もっとも常識人のリナが心配そうに言う。 マナは計器を調節しながらうるさそうにリナに言った。 「平気にゃ、バイタルの中でも呼吸はできるにゃ」 うっとりと機械を眺める目つきはもうすでにマッドサイエンティストの目だ。 「これで、召使い君のコピーができるの?」 黒のレースのスカートをしゃなりと揺らしてユナが聞く。首を傾げたその様子は 2人の姉とは違い『美人』よりも『可憐』にベクトルがある。ちなみにマナの部屋は 『土足禁止』なので、ブーツを脱いだふくらはぎが目に沁みるように白い。 「コピーじゃにゃいにゃ!! 本物にゃ!! 」 ムキになって言うマナ。二人を振り返って言う。その背後ではついにバイタルが 縁まで満たされた筒の中で可哀想な召使いがぐったり漂ってる。 「コレは、今までの単なる双子クーロンじゃにゃくて、細胞の再構成と促成。 記憶の物質変換と転送。そして形態の記憶による完全クーロン・・・ すなわち本物にゃ――――っ!! 」 うっとりと視点の定まらない目で呟くマナ。イッちゃったマナを恐々と見てる二人。 その時、洗濯機の終了チャイムが『ピ――ン』と鳴った。 「にゃふふ・・・できたにゃあ!! 」 『バタン』と大型洗濯機のフタを開けて手をぐるぐると探り入れるマナ。そして 一気に中のモノを引っ張り出す。 「そうれっ!! 」 ざばざばと洗濯槽の中から出てきたのは、まごうかたなきマナの召使い。 「おおっ、なんとっ!! 」 「ひょえ――!! 」 妹達の感嘆が同時に上がる。出来たてホヤホヤの召使い君は洗濯機の攪拌で くるくる目を回している。すかさずユナが近寄る。 「うわ~!!ホントに生きてる・・・えへへ、今日からユナがご主人様だよ~」 といち早く、ちゃっかり確保してしまうユナをみて、慌ててリナが我に返る。 「あわわ・・・あ、姉上っ!! 私にも早くっ・・・」 洗濯機に駆け寄るリナ。 「今、作ってるから慌てないにゃ・・・あっ!!コラ、今開けたら・・・」 「ひいいいいっ!! ・・・」 中を覗き込んだリナが顔を青くして飛び退き、壁際にしゃがみ込む。 「・・・リナ?どうしたの・・・」 「うう・・・物体Xがあの中でぐるぐると・・・」 などと軽いハプニングはあったものの、何とか三体の複製は終わった。おかげで 手狭になってきたので三人の召使いを担いでリビングに移動する猫姫達。当然、 本物の召使いはふよふよと機械に漂ったままだ。 鼻歌を歌いながらリビングに移動する一行、それぞれ今後の楽しい妄想に気を 取られたのか、作業室のドアの影に約二名、こっそり潜んでいるのに誰も 気がつかなかった・・・ とりあえず、マナの召使いにパンツとシャツだけ着せておいて三体をリビングの 床に並べる。こんな近くで見ても全く違いが分らない。シミ一つない真っ白な首筋に バイタル溶液の透明なしずくが落ち、鎖骨のくぼみにひっかかっている。ゴクリと 唾を飲み込むユナとリナ。 「さて、起こして新しいご主人様と対面させるかにゃ・・・」 「わ~!!!」 『ぱちぱち・・・』と現金にもさっきとは違い、今度はすかさずマナをおだてるように 称える二人。マナはまんざらでもない顔で小さく呪文を唱え、三人の召使の額を ちょんちょんと指でつつく。 「ん・・・んん・・・」 低く唸って、身を起こす三人の召使い達。まだ目は少し回っているものの、すぐに 自分のご主人様を見つける。一斉に叫んだ。 「ご、ご主人様ヒドいです!!ぼく、溺れて死にそうに・・・ええっ!!」×3 互いに自分の複製を発見する三人。 「な、なんでぼくが三人も・・・」×3 驚愕する召使いにマナが言う。 「にゃふ、ちょっと複製してみたにゃあ・・・おまえたちは今日からリナとユナの トコへ行って働くにゃあ」 後ろでがくがくと激しくうなずく二人のネコ姫。でも召使いは三重奏でマナに 訴える。 「ご主人様・・・ぼくをいくらで売ったんですか・・・」×3 でろでろと黒いオーラが立ち込める。いつもより3倍の勢いに押されてのけぞるマナ。 「にゃ、にゃ・・・おまえ達はわたしの研究の立派な礎としてにゃ・・・」 いきなり召使いの一人がマナに詰め寄り、マナにしがみついて言う。 「ご、ご主人様、ぼく本物なんですよね!! 」 「当たり前にゃあ!!わたしの理論はカンペキにゃあ!!」 威張るマナ。しかし、次のセリフに凍りつく。 「じゃあ、ぼくをご主人様のトコに残してっ!!もっと一生懸命仕えますっ!! こっそり貯めたヘソクリも出しますっ!! 」 「にゃ、にゃんと!!・・・ヘソクリが・・・いや問題はソコじゃにゃくて・・・」 予期せぬ展開に慌てるマナ。それを見た他の二人が口々に言う。 「ずるいっ!!抜けがけするなんて!!ご主人様、ぼくを残してくれたら今日から 毎日晩ゴハンは『カツオのたたき』にしたげます!! 」 「にゃ!! 本当にゃ!! 」 ヨダレを流して叫ぶマナ。その召使いをもう一人の召使いが突き飛ばし、割って 入る。 「ねぇ、ご主人さまぁ・・・明日から朝起こすとき、お口でキスして起こしてあげる・・・ だ、か、ら・・・パンツは穿かないで寝てくださいね・・・」 「にゃ、にゃ・・・それは・・・いいかも・・・にゃ・・・」 食い気とは別のヨダレを流すマナ。 「きゃ――っ、きゃ――っ!!ドコにキスするのか、ユナわかんなーい」 「ふおおおおおおっ!! ぱ、ぱ、ぱん・・・」 後ろで鼻血を吹きそうになって首の後ろを叩いたりしてる部外者の二人。 エキサイトし始める召使いたち。 「こ、この・・・ぼくのクセに色仕掛けなんて恥ずかしくないのっ!!」 「そーだ、そーだ!! 」 「う、うるさいっ!!ぼくが今ココにいるぼくのなかでご主人様に一番ふさわしい ぼくなんだモン!! 」 と、分りにくい言葉を駆使してワキワキ揉み合う三人。着せたシャツと下着の デザインが同じなので目がおかしくなりそうだ。 「ケ、ケンカはやめるにゃ・・・」 冷たく、全員リストラするとも言えずに慌てるマナ。召使い達は互いのほっぺを つねったり、耳を掴んだりしたまま、ギリギリと振り向いてマナを据わった目で 睨みつける。 「じゃあ!! ご主人様が選んで!! 」×3 一瞬だけ互いに牽制した召使いが争うように肌着を脱いでマナを押し倒す。 「にゃ~ん!! だめにゃあ~!! 」 あっという間に、三人の召使いに服を剥ぎ取られてしまい、悲鳴を上げるマナ。 でもすごく嬉しそうなのが語るに落ちてるという感じだ。 取り残されたリナは指を咥えて物欲しそうにマナ達の4Pを眺めるしかない・・・ 「ああっ!!あんな・・・無理やり・・・もうこんなに大きく・・・」 思わず、手が自分の胸に伸びそうになった時『ぼす』と肘でお腹を突付かれる。 「ぐふっ・・・!! な、なんだユナ・・・」 いたずらっぽく笑ったユナが我に返ったリナを見上げて言う。 「ねえ・・・作業室に行ってね、もう三体召使い君をユナ達で作って、自分の部屋に 持って帰るの・・・どう?リナも待ちきれないんでしょ・・・」 確かにもう調整済みのはずだから、難しい操作は必要ないかもしれない・・・ 「しかし、勝手にやったら・・・姉上が・・・」 二の足を踏むリナにユナが甘い誘惑のコトバを振りかける。 「もうお金渡したからだいじょうぶ!!・・・それにさ今ならリナも召使い君、 二人持ち帰れるかもよ・・・そしたら今日の夜は・・・」 「むう・・・はあはあ・・・」 両脇に召使いを侍らせてる自分を妄想して興奮してくるリナ。 そう、道場から帰ってくると、お城の自室で待ってるのはいつもの冷たく暗い 部屋ではなく、そこには召使いがいて・・・ 「ご主人様っ!!お仕事ご苦労様ですう!!ゴハンにします?それともお風呂? どっち・・・?」×2 「・・・も、もちろん、お前達両方――っ!! 」 ガバッと玄関で召使いを押し倒すリナ。 「あ~ん、こんな所で~!! 」×2 「・・・ふはは・・・こら、あばれる・・・ゲフッ!!」 「ちょっと、リナっ!! ・・・ケホケホ・・・」 ユナを抱き潰す寸前で、ボディへの膝蹴りがヒットして我に返るリナ。 「わっ!! す、すまん・・・」 「もう・・・で、どうなの?お互い、召使い抱えてとっとと戻りましょう」 ユナはくんずほぐれつしてるマナ達を苦々しく横目で見て言う。 「そ、そうだな・・・うん、召使い君を作ってコッソリ持って帰るか・・・そうそう、 あんな感じに・・・んっ!? 」 リナはリビングから続く廊下を、水の滴る出来たての召使いを両脇に4人も抱えて 忍び足で歩いているネコ姫を見て思わず混乱する。そのネコ姫はご丁寧にもレースの ハンカチでほっかむりしてる。そこから溢れる豪奢なブロンドを見てユナが唖然として 言った。 「ち、ちょっとあれ・・・ミルフィじゃない?」 「ぎく!! 」 発見された不審なネコ姫が振り返ればまさしくミルフィ。慌てて逃走しようと するが、欲張りにも4人も召使いを抱えているものだから、あっという間にリナに 捕獲されてしまう。 リビングに引きずり込まれたミルフィはふて腐れたようにお姫様座りしてソッポを 向いてる。その少し後ろでしゅんと正座して俯いているのはソラヤだ。 「こ・・・このドロボウ猫っ!! 」 怒りに燃えたリナが仁王立ちしている。赤い髪は燃え立つように逆立っている。 ソラヤが『ひっ!!』と小さく悲鳴を上げてミルフィに縋りつく。ミルフィも流石に リナの迫力に押されたのか言い訳をぺらぺらとしゃべる。 「ち、ちょっと取り込み中でしたから、気を使ってセルフサービスしたまでですわ!!」 「聞く耳もたん!!・・・お前ほどの者が盗っ人など・・・」 溜息を付くリナにミルフィは慌てて叫ぶ。 「し、失敬なっ!!ちゃんと代金は払いますわよ!!そんなに見くびらないで ちょうだい!! 」 ほっかむりで乱れた金色の髪をかきあげて抗弁するミルフィ。しかし現行犯だけ あって、旗色が悪い。 「ご、ごめんなさい・・・ボクが・・・ボクが『お兄さま』が欲しいってわがまま言った から・・・」 べそをかくソラヤ。言葉では幼い子供が母親に兄弟をねだっているような 微笑ましさがあるものの、そんな清純な目的で『お兄さま』を欲しがっていないのは ここにいる全員が知っている・・・ 「要するに、お金は払うけどお姉さまに頭を下げるのはイヤなんだよね~くすっ・・・」 外見はともかく、人を見る目はしっかりしているユナがささやく。図星を指された ミルフィががっくりうなだれて白状する。 「ううっ・・・あのマナの事ですからきっと『三べん回ってワン!!って言ったら 売ってやるにゃあ!!』とか言うに決まってますわ!!この王位継承権第1位の わたくしに・・・」 そのまま、クスンクスンと泣き出す。「ご主人様・・・だいじょうぶ・・・」と涙を 拭いてあげるソラヤ。 「ま、まあ・・・姉上ならやりかねないが・・・じゃあ、しかたない・・・いたっ!!」 思わず同情しかける単純なリナ。そのまま、見逃してやろうとして口を開いたが ユナに足を踏まれる。すかさずユナが言った。 「あのねぇ、リナが見逃してやるからその複製は置いてけって言ってるよ~!!」 「え~っ!!せっかくわたくし自ら操作して造ったのにい・・・」 口を尖らせて抗議するミルフィ。どうやらウソ泣きだったようだ。 「き、貴様は・・・」 リナが激怒しかけたその時・・・ 『ミシッ・・・』 「んっ?」 リナが赤毛の耳をピンと立てる。何かヘンな音、隣の部屋から・・・ 『ミシ、ミシミシ・・・バリ――ン!! 』 厚手のガラスかなにかが割れる音。リナの頭の中で今のガラスの破損する音と 複製製造機の円筒のガラス筒が重なる。 「しかし・・・なぜだ?・・・」 頭をひねるリナを尻目に、ユナがのほほんとミルフィに問いかける。 「ねえミルフィ?もしかして~複製造り終わってから、ちゃ~んとスイッチ切った?」 さあっと顔色が白くなるミルフィ。 「わ、忘れちゃったかも・・・」 三人の脳裏に恐ろしいことに発展しつつある隣の部屋の状況が浮かんだ。 「み、みんな、急げっ!! 」 作業室に走っていく三人のネコ姫とソラヤ。 部屋に残されたのはマナと複製召使が7人。実にシュールな光景である。この部屋の 主はその危機的状況も知らず、目の前に立たせた三人の召使のシャフトをかわるがわる しごき立て、うっとりと見比べるのに忙しいようだった・・・ 「うおおおっ!! これは・・・」 作業室の前で凍りつくリナ。厚い扉はもうはちきれそうに膨らんでる。扉の隙間から 声が聞こえてくる。 「ご主人さま――っ、ご主人さま――っ!! 」×145 なにか、大きな石の下にぞわぞわ、うじゃうじゃと大量に虫がいるような、そんな おぞましい雰囲気に通じる物がある。 「お、お前が開けろ・・・」 先頭のリナがミルフィを前に押し出す。 「な、なんでわたくしが・・・」 へっぴり腰でリナ達に向き直り抗議するミルフィ。 『バギッ!! 』その時ミルフィの背後で致命的な音。 「あっ、開いた・・・壊れたって言うのか・・・」 ユナが呟く。 「へっ!? ・・・」 おそるおそる振り返るミルフィ。 「ご主人様――――っ!! 」×145 マナの召使いのビッグウェーブが廊下の四人を襲う。あっという間にリビングに 逆戻り・・・ 「わあああっ!! 」 マナの前に投げ出される四人。それを囲むように150人近いマナの召使いが 呆然と立ってる。どうやらマナが自分とエッチしてるのにショックを受けてるみたい・・・ 「な、何の騒ぎにゃっ!! 」 三人を一列に並べて両端の召使いを手でシコシコしつつ真ん中の召使いにお口で フェラチオしてたマナが顔を上げて叫ぶ。 「・・・・・・!?!?!?」 リビングにマナ達を中心にして召使の集団が囲んでいる。奇妙な沈黙が部屋を包む・・・ その時、マナの手で休まずシコシコされ続けてた召使いが、か細い悲鳴を上げた。 「あっ、あっ・・・ご主人様っ、ぼくイッちゃう!!」×2 『ピュッ、ピュッ!! 』 白濁はクロスしてマナの顔にかかる。そして決定的な異変はすぐ起きた・・・ 「ああっ、ふはあああん・・・」×2 『ふしゅうううう・・・』 イクと同時に空気に溶け込むように消えてなくなる召使い。 「き、消えましたわ・・・」 「にゃっ!! そんなっ、失敗きゃ?」 目をうるうるさせてがっくりするマナ。 召使いの人垣の中、ネコ姫達の視線が絡まり合い、アイコンタクトしていく。 リナが考える。 『どうやらイクと消えてしまうらしいな・・・』 ・・・チラ、ユナを見た・・・ 『お金を払ったんだからユナも召使い君一人は持ち帰ってもいいよね~!!』 ・・・チラ、ミルフィを見て・・・ 『ガラス筒が割れたから、この中に本物が一人いますわ・・・』 ・・・チラ、ソラヤを覗き込む・・・ 『本物はイカせても消えなくて・・・ポッ・・・本物のお兄さまをイカせた人が・・・』 ・・・チラ、お兄さまを見つめて・・・ 『ぼく、ご主人様にイカせてもらわないとホントに他の人に売られちゃう!!』×150 ・・・チラ×150、ご主人様を見ると・・・ 「ま、待つにゃ・・・落ち着くにゃ・・・」 立ち上がり、逃げ腰のマナ。黒いシッポが自分の貞操?の危機に緊張してる。 じり・・・人垣がせばまる。そして堰を切ったように襲いかかるマナの召使い。 「ご主人様っ!!本物のぼくをイカせて――っ!!」×150 「にゃ――っ!! ホントに死ぬにゃ――!! 」 召使いに埋まるマナ。そのマナの召使いを後ろから引っぺがして片っ端から 犯していくネコ姫たち。 「ふおおっ、お前!! お前もっ!! ハァハァ・・・」 次々と召使いを組み敷いていくリナ。 「どう?ユナの手、イイでしょ、イイでしょ!! 」 ねっとりと口と手を使って追い立てるユナ。 「ホラ、我慢せずにイっていいのよ、どんどんイクの・・・」 マナの召使いにまたがりつつ、さらに胸で挟み込むミルフィ。 「あああんっ!! 広がっちゃう――っ!!お兄さま――っ!!」 あえて言うまい・・・ 今日は一日長くなりそう・・・マナのリビングは終わりのないセックスのニオイで 淫靡に充満していく。 「あっ、あっ!!ぼく、ぼくイカされちゃう――っ!!」×2 四つん這いにさせ、二人並べたマナの召使いが同時に達する。びくん、びくんと しゃくりあげるシャフトの感触を楽しみながらユナは得意の計算した。 『10分で二人もイカせちゃったから、1時間で12人、2時間なら24人近く さばけちゃうかも・・・このペースならユナが本物見つけられるかもっ!』 などと皮算用して、次の獲物を引っぺがそうとすると、いきなり後ろから抱き すくめられる。 「な、なにっ!? どうしたの?」 思わずつんのめって、今度は自分が四つん這いになってしまうユナ。 「えっ!? ちょっと・・・」 「ユナ様――っ」×12 わらわらと自らユナにかぶさってくる召使い。どうやら、マナの相手にあぶれて しまった召使い達が興奮のあまり、無差別に他のネコ姫たちに襲いかかっているようだ。 「あっ!!だめっ、こら・・・んんっ、脱がしたらだめだよ――っ」 慌てて身を起こそうとするユナだが、何本もの手が総がかりでユナの体を床に 押し付ける。 顔を床に押し付けられた四つん這いの格好で黒いドレスの裾を『ぺろん』とめくり 上げられてしまうユナ。たっぷりした黒のドレスの裾の中心に、黒色のコットンに 包まれた小さなお尻が剥き出しになってしまう。 「あっ、見ちゃダメ!! 」 顔を真っ赤にして恥ずかしがるユナ。でも逆に押さえつけられてる所為で誘うように カワイイお尻がふりふり揺れるだけ。 羞恥に震えるユナだが、お尻を見られて恥ずかしいわけでない。今日こんなことに なると思ってなかったユナは、いつもの勝負下着のガータベルト、ストッキングは おろか、胸はビスチェでもキャミソールでもなく、うかつにもシュミーズと、何の 変哲もないコットンパンツなのが生尻を見られるより恥ずかしい。しかしその 恥ずかしさもすでに肉欲のトリコになった召使い達のせいですぐに終わる。 『ぷるん』 黒のパンツをずり降ろされると黒いドレスと濃紺のシュミーズの中心に白桃のような お尻が現れた。まだ肉ののりきっていないお尻は硬そうにプルプルと震える。ピッタリ 閉じれば隙間の出来そうな太ももは、さっきの羞恥でほんのり紅く染まっている。 召使いはユナの後ろに回るとマナやリナと同い年とは思えない程の細い腰を『ぐっ』と つかむ。 「ひっ、だめぇ!!ユナ、たくさん濡らさないと入らないよぉ――!!」 細い太ももの間を召使い君のたくましいシャフトがゴリゴリとこすられる。ユナは マナの召使いの可愛い顔に似合わないほどの凶暴なシャフトに恐れおののく。 『くちっ・・・』 指で大きく秘所を広げられる感触。 「だめっ!!お願いっ!!ユナ・・・ユナ、コワれちゃうよぅ――!! 」 そんな言葉も委細かまわずユナの手首ほどもある先端が押し付けられた。 『ミチミチミチ・・・』 「ひぎいいいいいっ!! 」 身長、公称142センチ、実質131センチのユナのカラダが野太いシャフトに 貫かれて大きく反り返る。アソコはもうピッタリと引き伸ばされて痛々しい程・・・ 「ううっ・・・あくっ、ユナだめって言ったのにぃ~んきゅうぅ・・・」 涙ぐむユナに基本的には優しい召使いが慌ててユナをなだめ、励ます。 「泣かないで・・・頑張ってユナ様・・・」×12 そして周りに取り付いている全員がユナを愛撫し、舌を這わせていく。 「ひゃうっ、ひくっ!!あわわ・・・だ、誰が・・・何がなんだか・・・んふぅ・・・おっぱいの 先っぽひっぱったらだめだよ~!! 」 体中を這い回る12枚の舌、60本の指に魂を飛ばしかけるユナ。その隙に秘裂に 食い込んだ極太のシャフトがゆっくりと、ゴリゴリとユナを犯し始める。 「んっ・・・あっ・・・太いよぅ・・・奥まで届いてるぅ・・・」 すぐに声に甘いモノが混じってきた。3分の2ぐらいしか入っていないシャフトからも、 エッチな『にちゅ、くちゅ』という音が混ざり始める。 「んんっ・・・ユナ様のキツくて・・・ぼくもう・・・んっ、んっ・・・」 激しく腰をシェイクさせる召使い。徐々にシャフト全てがユナの慎ましい秘所に 叩き込まれていく。入れるとユナのトロリとした愛液が押し出され、引き抜けばユナの ピンクの花びらが抉り取られるかのようにめくり上がりシャフトのカリでコスられる。 「おあっ!!ひいいっ!!ドンドン突かれてるっ、奥が、奥がコワれちゃう!!だめっ、 だめっ!!うああああん!!だめっ、ユナ、イッてる、もうイッてるの――ッ!!」 ユナが背筋を快感にわなわなと反り返らせる。召使い君も同時に叫ぶ。 「ぼく、ユナ様の奥でどぴゅどぴゅするっ!!あんっイクっ、イクっ、イク――!!」 ついにシャフトを根元まで深々とめり込ませて射精する召使い。シャフトの脈動と 共にユナの小さなお尻に押し付けられた腰がビクン、ビクンと痙攣し、行き止まりの 子宮口をグリグリと刺激する。 「うあ・・・出てる・・・お腹パンパンでとっても気持ちイイよう・・・」 ユナも同時に、立続けにキワまる。内部の容積が圧倒的に不足しているせいで、 秘裂の接合部から二人のミックスジュースが勢い良く『ビュブッ、ブチュ』と 吹きだしてネットリと太ももにつたい落ちる。 その様子を四つん這いのユナは下から覗き込むようにぼんやりと見つめ、余韻に 浸っている・・・ 『はふぅ・・・ユナ、10分で4回イッちゃった・・・2時間もしたら50回ぐらい イカされちゃう・・・』 そんなユナはすぐに現実に引き戻される。 『ずにゅううう・・・』 「んん――っ!! あふ、休ましてぇ・・・」 休むことなく、代わりのシャフトがユナの秘所に侵入する。激しく腰を使われながら 懇願するユナの顔はすでにイキかけてもう蕩けそうだった・・・ かわってミルフィはというと・・・ 召使いを騎乗位で犯しつつ自慢の巨乳で目の前に立たせたもう一人をパイズリしてる。 腰使いはひそかに少しぎこちないかも・・・ 「んっ、はんっ・・・ソラヤの大きさに慣れてるから、少しキツイ・・・」 むっちりとした太ももで召使の華奢な腰をはさみつけ、アソコでも締め付ける ミルフィ。時おり召使いが下から突き上げる度にイキかけては照れ隠しに今のような 言い訳をしている。 そんなミルフィに新たにマナの召使いが後ろから近寄って言う。 「ミルフィ姫、ウソばっかり。下のお口はこんなにおいしそうに咥えてるのに・・・ もう、ミルフィ姫の本気汁でぼくのシャフトがネトネト・・・あれ?ぼくのご主人様より 白くて濃いみたい・・・」 「ひうっ、んっ・・・白いのはぁ、あなた達の精液ですわ・・・くふっ、ああん・・・」 必死で言い訳するミルフィをいとおしそうに見つめる召使いは背後からミルフィを 抱きしめる。『ちゅ、ちゅ』とミルフィの金色のネコ耳を嬲りながら囁く召使い。 「でもさっきからミルフィ姫がイク度にヨーグルト見たいのが出て来るんだもん・・・ ほらこんなにエッチにぼくのシャフトにからまって・・・」 もう一人のぼくが犯している接合部を指でさぐる、ミルフィの耳元で囁いてるぼく。 『にちゃ、ずちゃ、ぐぷっ・・・』 その言葉に乗せられて思わず耳をすまし、卑猥な抽送の音を聞いてしまうミルフィ。 思わず立ちくらむほど、顔に血がのぼってしまう。それが、新たな快感の呼び水に なってしまい、ミルフィを激しく揺さぶった。 「そんなコトありませ・・・ひっ、んあっ!!ま、またクルっ、気をヤルっ!! あひあああん!! 」 ガクガクと腰を震わせるミルフィ。白い本気汁がぬっとりと召使のたくましい シャフトに伝い落ちる。それを見たイジワルな召使いがうっとりと言う。 「ほ~ら、また出てきた。イったのにこんなに濃いなんてミルフィ姫、相当溜まって たんですね・・・」 「い、言わないでっ!! 」 イッたばかりなのに下から突き上げられつつ叫ぶ。更に感じ、恥ずかしがりながらも パイズリをやめないミルフィ。そのエロいカラダにあてられて黙りこくる背後の召使い。 もじもじと囁く。 「ミルフィ姫・・・ぼく、もうがまん出来なくなっちゃった・・・シて・・・」 ミルフィの背中に熱いシャフトを擦り付けるようにして囁く召使い。そのしおらしい 態度にミルフィがやっと上辺だけの余裕と威厳を取り戻して言う。 「ふふ・・・あ、焦ってはいけませんわ、ちゃんと順番ですのよ・・・」 「だいじょうぶです・・・ココでしますから・・・」 『つぷ・・・』 「ひっ!! そ、そこはっ!! 」 召使の本気汁をまぶした指が浅くミルフィのアヌスに侵入する。ミルフィはその 予想外の行動にしっぽと耳を逆立てて叫んだ。実はソラヤがちゃんと性行為を 出来るようになったのはまだ半年前なので、結構ウブなミルフィ姫だったりする。 「いやああああっ!!だめっ、だめですの――っ!!あなたのでヤラれたら コワれちゃう!!ソラヤにも許したことないのに――っ!!」 慌てて両手を回してお尻をガードするミルフィ。 「え~っ」×2 不満げに鼻を鳴らしたのはアヌスを狙っていた召使いと、パイズリを中断された 召使いの二人。 「ぜ、絶対だめですのっ!!わたくしまだソラヤの大きさしか知らなかったのに・・・ あわわわ・・・」 余計なコトを口走りつつしっかりとアヌスをガードするミルフィ。 パイズリが再開されないことを知った召使いがしかたなく自らミルフィの胸に手を のばす。そのふっくらとしたバレーボールぐらいの乳房を両手で抱え持つ召使い。 そしてなんと、ムラムラした召使い君は思わず乳首の辺りにシャフトを押し付け、 ズブズブめりこませる。 「ああっ!! ヘンなことしてはいけませんの!! 」 「んあああっ・・・奥までめり込んじゃう、なんか柔らかいお餅に包まれてるみたい・・・」 ミルフィの大きくふんわりと柔らかい乳房は召使の大きなシャフトをめり込ませ、 なおかつそのシャフト3分の2程をみっちりと包み込むほど柔らかい。 『ふあん・・・胸の・・・乳首があばら骨に押し付けられてゴリゴリされて・・・くはん・・・』 ミルフィはいつもは味わえない胸の快感に戸惑い、震える。抗ってはみても、 両腕はアヌスのガードに取られていて、無防備に召使いに胸を突き出すしかない。 ついに片方の乳房にも召使いが取り付いた。 『ずぶぶぶぶ・・・』 「うああっ!!はさまれるより気持ちイイかも・・・吸い付くみたいに包まれて・・・ あれ?なんか奥がコリコリしてきた・・・」 「それ乳首だよ、ミルフィ姫が気持ちイクて、乳首ピンピンになっちゃってるんだよ」 「ウ、ウソです!! そんなのウソですわ――っ!! 」 双乳を犯されながら首を打ち振るミルフィ。しかしその行為は、自らが首を振った 拍子に『ブルンブルン』と胸が揺れ、更にシャフトの先端で乳首をぐりぐり抉られて しまい新たな快楽をミルフィに味あわせる。 「ひっ!!ああっ、あん、うくっ・・・あっ、はっ・・・いいのぉ・・・」 腰を使い始める召使い達。しかも、胸を抱える両手はミルフィの胸をこねるように したり、しごくように前後に揺すったりしている。更に、シャフトの先から出た 先走りがくにゅくにゅとミルフィの乳首をローション責めして狂わせる。 そしてついに胸に取り付いている召使いが腰をガクガクさせて叫ぶ。 「ぼく、ぼく・・・ミルフィ姫のエッチなおっぱいでイッちゃいます――っ!!」×2 「あはぁん!!わたくしも気をヤってしまいますの――っ!!」 ミルフィは膣内と同時に胸の奥深くに熱く打ち込まれる白濁を感じ、絶頂を迎える。 そして消滅する召使い達。大きな胸が形を『ぷにゅん』と取り戻すと大量の精液が 『ぶびゅっ!! 』と双乳からしぶくようにあふれ出た。 「ふふ・・・ホントにミルクが出たみたい・・・」 ミルフィはうっとりと手についた白濁を舐めて微笑んだ。その妖艶なしぐさに ふらふらと引き寄せられる召使い達。 「ふふ・・・いいのよ、まとめていらっしゃい・・・おっぱい犯したいの?」 ミルフィは至福の笑みを浮べて黒い瞳をゆっくり閉じた。 『ビュクッ、ビュクッ!! 』 勢い良く打ち出された白濁は野性的な顔に激しく叩きつけられる。熱く粘る白濁に 視界を妨げられつつ期待のこもった目で召使いを見上げるリナ。しかし無情にも 召使い君はイクと同時に『ふしゅううう』と消滅してしまう。 「くっ・・・これも本物ではないのか・・・まあ、こんなに早く見つかっても楽しみが なくなるか・・・さあ、お前も来い・・・れる、ずちゅちゅ・・・」 「ふあああん!? リナさまぁ!! 」 強い吸引で召使いをよがらせるリナ。とりあえずすぐ横の壁に爪で引っかいた『正』の 字に一本線を加えて、休まずに近くのシャフトに手をのばし、強くしごきたてる。 『正』の字はすでに3つほど完成しかけてる。 リナは4人をまとめて相手に奮闘している。腰の下に一人、口で一人、そして 両手に一人ずつ。その腰の下の召使いからかすれたような喘ぎ声が漏れた。 「んあっ!!イクッ!!リナ様のがすっごいキツくてイッちゃいますううう!!」 ガクガクと跳ね上がる召使いの腰、リナの大柄なカラダが一瞬だけふわりと浮く。 リナは秘裂に熱い飛沫を感じつつ吠えるようによがる。 「あおっ・・・いいっ、中に・・・出てるぅ、はふっ、くうっ・・・ほら、イキながらもっと 突き上げて、うあん、っううううう!! 」 腰の下の召使いが射精と共に消滅する。 『ブリュ・・・ドプ・・・』 もう立続けに5,6回打ち込まれた白濁は卑猥な音と共に立てひざになったリナの 膣内から逆流する。リナはその感触に更に煽られたように新たな召使いを下に組み敷く。 「ふふふふ・・・いいぞ、もっとイクんだ・・・」 快楽に身を焦がしつつ、リナはこのハーレムを楽しんでいたが『正』の字が4つを 超えるとそろそろ限界が近くなる。 「少し休むか・・・」 呟いたリナの背中から新たな召使いの手が伸び、リナの張り詰めた巨乳をネットリと 揉みしだく。さっきから、インターバルを置こうと思うとき、必ず手の空いた召使いが 愛撫してくるのだ。 「リナさまぁ・・・リナ様のおっぱいステキですぅ・・・」 すくい上げるように揉みあげ。そのままゆっくりと螺旋を描くようにして中心の 乳首にアプローチしてくる。そして最後に乳首を摘んで・・・と、いう期待を巧みに 逸らして『きゅ、きゅにっ』と乳輪を指で広げるような手つきでリナを巧みに 焦らしていく。 するとリナの収まりかけた快楽の炎がまたもや一気に燃え広がる。鍛えた腹筋と 背筋が信じられないような速度でくねり、召使いを追い立てる。ショートカットの 赤毛が本物の炎のように翻り。引き締まった肉体には汗の粒が浮く。 「んあああっ!!はあっ、はぁっ・・・もっと、もっと突き上げてっ!!出してっ!!」 狂ったように口を使い、手でしごき、腰をくねらせるリナ。本日、口では8回目の 白濁を飲み干しながらやっと気が付いた。 『はんっ・・・これはもうハーレムじゃなくて、私達のほうがドレイじゃないのか・・・』 そんな事を思ったリナは子宮口を熱い白濁に叩かれたと同時に絶頂を迎え、ゆっくりと 気を失っ・・・ 『めりめりめり・・・』 「おごおおおおおお!?!?!?」 いきなり意識の深遠から叩き戻されるリナ。絶叫する。 召使いが『トン』とリナの肩にアゴをのせていたずらっぽく言う。 「んっ・・・リナ様のお尻、すっごく締まります・・・千切れちゃいそう・・・」 腰を使いだす召使い。当然前側にも太いシャフトは挿入されたまま。 「んああっ!! やめて、ひぐぅ!!裂ける、裂けちゃううう!!やめて、抜いて――っ!! 」 四肢をわななかせるリナ。さっきまでいい様に弄んでいた召使い達に懇願するが 当然のように無視される。 「あふっ・・・ぼくのが薄いカベの向こうでゴリゴリしてスゴイのっ!!」 「はんっ、ホントだ・・・ぼくの裏筋、先っぽでグリグリされてるよ――っ」 召使いは激しく腰を使いあう。互いに抜き差ししたり、たまに同時に深く突かれると 悶絶しかけたリナが夢中で「ゆるして、ゆるひて、めしつかいさまぁ」と舌足らずな 叫び声を上げて自分より小さなカラダにしがみ付く。もちろんマナの召使い達はイクと 同時にどんどん交代しているのだけれど乱れに乱れたリナはもう気が付かない。 限界を超えたカラダはリナの意識さえ勝手に引きずって行く。 「うわっスゴイ!!リナ様のお腹のココ押さえるとポコポコしてるよ」 アナルを犯している召使いがリナの腹筋の少ないお臍の下あたりを手で押さえる。 「ひっ!! いやあああ・・・」 叫ぶリナ。前の召使いも言う。 「ホントだ・・・ぼくがズンズンする度にオチンチンが手のひら越しに判る」 クスクスと笑いあう召使い達。しかしリナにとっては更に膣壁をサンドイッチされ、 強烈な刺激となって襲い掛かる拷問のようなもの。手のひらで押し付けられながら Gスポットをカリでゴリゴリ刺激されると、本日リナに最大の絶頂が訪れた。 「ああああっ!! あああああああん!!うああああっ!!イイッ、イイのぉ、 すごいのおお!!わらひの、わらひのオマンコに、アナルにどぴゅどぴゅ してくらさい――――!! 」 リナの下腹部から熱い液体が吹き出すように溢れる。涙も、涎も全ての液体が止まらず 流れだす勢い・・・リナは召使い達に犯されるドレイ姫になって荒れ狂う快楽の海に さまよい出す・・・ そして残りのグループはというと・・・ 「きゃん!!お兄さまのが深いトコまでズンズンしてるっ!!でもお兄さまのも キツくって締め付けて来て、前も後ろも両方いいですぅ!!」 「ひぐぅ!!ソラヤくんイタイよう・・・抜いてよ・・・ぐしゅ・・・」 「でも、お兄さまのこんなに大きくなってます・・・ねっ、こうやって両手で シコシコ・・・」 「あっ、あっ、あっ・・・ソラヤくんだめだよう・・・ぼく、ぼく・・・」×2 「お、お兄さまぁ!!三人いっしょに、いっしょに・・・イク――っ!!」 「ああああああっ!! 」×2 『イカせる』ではなく、『イカせあう』グループもあるみたい・・・ ・・・いや、とにかく、そろそろ一人で集中攻撃を喰らっているネコ姫様は、 というと・・・ 「にゃあああっ!!だめにゃっ、あっ、あっ・・・はうあああっ!!イ、イキ過ぎて 死んじゃうにゃあ・・・」 息も絶え絶えのマナ。さっきから、もう前も後ろもおかまいなしに犯され続けている。 興奮した召使いはハイペースでマナを犯し、消滅し、すぐさま他の召使いに引き 継がれていくのでマナはほんの一息入れる事もできない・・・ 「離すにゃあ!! ・・・」 じたばたと抗うマナだが、ヒトに倍するパワーも召使いの出したいやらしい匂いの する体液によって、ぬるぬると空回りしてしまう。そしてマナのひざの裏を抱えた 召使いが見かけによらない力を発揮して一気に立ち上がった。 「はにゃあああん!! ひああっ、深いッ!!深いにゃあ!!」 ガクンガクンと駅弁スタイルで犯されるマナ。こうなると両足も封じられて なすがままにされてしまう。すかさず口内に侵入してきた舌に八重歯の裏を 舐められるとそれだけでイキそうになる。背後に居る召使の団体がネットリとマナの お尻を視姦してる。 「うわぁ・・・ご主人様のお尻、こんなにぱっくり開いちゃってる・・・」 「本当、すごくエッチ・・・ソコから白いのがトロトロって・・・」 囁く召使い達。さすがのマナも赤面して叫ぶ。 「にゃっ!!にゃに言ってるにゃっ!!お前達がやったくせにぃ・・・んっ、はぁっ・・・ はんっ!! 」 無言でずずっと近寄る召使い達。マナは慌てて叫ぶ。 「だ、だめにゃ!!お尻でこれ以上スルともうガバガバになっちゃうにゃあ!!」 マナには見えないが、召使の視線が自分のアヌスに集中しているのがわかった。 意識していないのに秘所とアヌスが連動してヒクヒクといやらしく蠢く。 『にゃああ・・・そんな・・・アソコが勝手に、チンチン欲しがってるにゃあ・・・』 マナは催促してしまいそうな口をかみ締めて欲情を振り払おうとする。 「ご主人様のお尻に指入れていいですか?・・・裏からご主人様のキモチいいトコロ ぐりぐりってしてあげますぅ・・・」 呪文のような囁きと共にマナの目の前に召使いの指が現われる。いやらしくクネクネと 中指と人差し指をひらめかせ、擦るように小さく円を描くように動かし、ネットリと 見せつけられるとマナのノドがはしたなく『ゴクン』と鳴ってしまう・・・マナの理性を 砕くように激しく腰も使われてる・・・でもマナは最後の意志のチカラを振り絞り口を開く。 「だ、だ・・・だめにゃ・・・」 「そうですか・・・」 がっかりする召使い。ほっと息をつくマナ。しかしその息を吐いた瞬間、マナの アヌスは背後から太いシャフトで一気に貫かれた。マナの息が止まる。 「!!!!!!!!!!・・・に゙ああああああっ!!入れちゃダメって言ったにゃあ!!」 「だって、ご主人様が『指はダメ』って言うからオチンチンを・・・キモチイイでしょ?」 形の良い胸を揉みしだいてアヌスを犯す召使い。言うまでもなくその乳首はピンと 立ち上がり、アソコからも粘着質の音が大きくなってる・・・マナのカラダが限界を 超えて火が付く。 「にゃああっ!!ダメ、ダメにゃあ!!感じすぎちゃうにゃああっ!! 」 ぶるぶるとカラダを震わせて目の前の召使いにしがみ付くマナ。激しく腰を使う 召使い。いつしか前後でサンドイッチしてる召使いは協力してマナを抱え上げ、 最高点で落とすというのを繰り返す。マナの体が重力にひかれ、二本の杭がめり込み、 かなりの速度で貫かれる。 「ひいいいいいっ!!にゃああっ!!口から出て来ちゃうにゃあっ・・・んふううう・・・」 舌を突き出してよがるマナ。絶頂が近いのか足指が『きゅっ』と丸まってきた。 「に゙――――っ!!イクにゃああああっ!!!アナルもオマンコも両方イッちゃう にゃあああああっ!! 」 半分白目をむいて、もはや何十回なのか数え切れない程の絶頂を迎えるマナ。アヌスと 秘所の入り口が連動して『きゅきゅきゅ』と痙攣するようにシャフトを締め付ける。 マナのむっちりとした太ももは召使の引き締まったお尻に巻きついて快楽をむさぼる。 「ふあああっ!!ご主人様っ、ぼくイッちゃいますううううっ!!」×2 同時に消滅する召使い。両方が消滅したせいで、マナはぺたんと床に落下した。 「にゃにゃ・・・早く、逃げるにゃ・・・にゃふ・・・」 必死で這いずるマナだが、すぐに四方八方から召使いに飛び掛られる。イッたばかりで まったりと熱く、腰に力が入らず素早く動けない。たちまち召使いにのしかかられ、 穴という穴を犯されてしまうマナ。 「にゃふ・・・もう、もう限界にゃ・・・はんっ!!くううううっ・・・またイクにゃ・・・」 マナは胎内に、顔に、熱い白濁を感じつつ快感と現実の狭間を漂う。すっかり 召使いのカラダに馴染んでしまったマナは召使いがイク度に自らも律儀に気を ヤってしまうのだ。 『は、早くオリジナルを見つけないと、その前に失神してしまうにゃ・・・』 飛んだ白濁に視界をふさがれながら必死で気力を振り絞るマナ。とは言っても・・・ マナの足にすり付けて快感をむさぼる召使いが二人。そしてアヌスと秘裂に 挿入している者。更にはマナの手を取って無理やり握らせているのが二名。そして マナにまたがり、胸ではさむようにして腰を使う者・・・と、少なくとも同時に7人を 相手している。どう見ても脱出不可能・・・ 『でもヤルしかないにゃ・・・意識のあるうちにオリジナルを確保しにゃいと・・・』 マナは息を整えて目を見開いた。 甘い口調で足元の召使いに声をかける。 「にゃ・・・ほ~ら、わたしが足でいじめてあげるからチンチン出すにゃ・・・」 マナは足の指を器用に使って召使のシャフトの裏筋をクニクニとなぞる。 「えっ!?そんな・・・あっ、ご主人様の足の指の間でしごかれてるの――っ!!」×2 召使いはしがみ付いていたマナの足を離し、腰を突き出すようにしてマナの足の 愛撫を受け入れる・・・ 手コキをされてる召使いもエキサイトしてる。 「ああん・・・ご主人さま~っ!!もっとシコシコぼく達にもして・・・」×2 「わかったにゃ、出そうになったら言うにゃ・・・楽しみはのばした方がキモチイイにゃ」 「ひきっ・・・ふああああっ、そんな・・・ご主人様ぁ・・・」 イキかけた召使のシャフトの根元をキツク握って放出を焦らし、淫靡に微笑む マナ。絶頂をやり過ごされた召使の腰がわななく。頭をかきむしるようにして悶える 召使いはマナの腕を押さえている手を離している・・・ パイズリしてる召使いにも言う。 「ほら・・・お口も使って良いにゃよ・・・」 「えっ!?でも、でも・・・そんなコトしたら、ぼくすぐ出ちゃう・・・」 「キモチいいのににゃあ・・・」 ・・・と、ネットリと流し目をして、唇の隙間を舌先でチロリと舐めるマナ。顔に 付いた白濁の残滓を舐め取る様子はたまらなく淫靡だ。わなわなと誘惑に震える 召使い、勝負はすでに付いていて・・・ 「ふあああっ!!ご主人様のおっぱい柔らかくて、先っぽはお口でれろれろされて、ぼく融けちゃうの――!!」 マナの胸を揉み潰すようにして空腰を使う召使い・・・ マナはアヌスと秘裂を同時に犯している召使の股間にシッポを滑らせる。まずマナの 下のアヌスを貫いている召使いがうめき声をあげる。 「ふあああっ!!ご主人様のしっぽ、ぼくのオチンチンに巻きついてるっ!!」 「どうにゃ・・・こうやってチンチン、オマンコから抜いてるときもシッポでこすって あげるにゃ・・・」 「あっ、あっ、あっ・・・さわさわ柔らかいシッポが根元を『きゅっ、きゅっ』って・・・」 ほとんど半泣きで腰を振る、いや振らされる召使い。それを見たマナの秘裂を 犯してる召使いも物欲しそうにマナにおねだりする。 「ご、ご主人さまぁ・・・」 「わかってるにゃあ・・・こうやって余ったシッポの先を・・・」 マナはシッポの先でさわさわと召使のシャフトとアヌスの間の微妙な部分を なで上げる。敏感なトコロを柔らかい毛皮で撫でられた召使いはもうたまらない。 「ひいいいいっ!!タマタマの下っ、か、感じるううううっ!!すごいっ、 すごいです!! ご主人様――っ!! 」 猛然と腰を使い出す召使い達。あまりの快感にマナを置いて急速に高まっていく。 マナは召使いと一緒に登りつめようとしてしまう自分をを必死で押さえつける・・・ そしてついに・・・ 「ご主人様イクっ!! イク――ッ!! 」×2 マナの胎内の深いところで召使いが射精する。その感覚に半分イキかけながらも、 マナは口内のシャフトの鈴口に舌を抉るようにして突き入れ、激しく吸引した。 「うあああっ!!出るっ、でちゃうっ!!吸い出される――っ!! 」 パイズリしている召使いが吠えるように大声をあげて果てる。同時に足元でじっくり 嬲るようにシャフトを愛撫していたつま先は、いきなりアプローチを変え、こねるように 召使のタマタマを踏みつけるような激しい愛撫に切り替った。 「ひいいいいっ!!んあああっ、ご主人様、激しいっ・・・うそっ!?出てるの、ぼく 踏まれてイッてるよ――!! 」×2 足元の二人はマナの足の裏を白く熱く汚して消えていく。そのときには激しく シャフトをしごいていたマナの手の中指が召使のアヌスに深々と侵入している。 「うああっ、おっ、おっ・・・お尻はだめ、ご主人様ぁ・・・」×2 マナはその言葉を無視して、召使の『すごいトコロ』を指の腹でひと撫でする。 「ひくうんっ!! どくどく出てる!!うああああああっ!!」×2 召使いは強制的に射精させられてしまう。あまりにも大量に吹き出したそれは、 マナの頬までとんできた。 そして両手の召使いも消滅。一気に7人を同時に消滅させたマナは次の召使いに つかまる前にすぐさま立ち上がる。そして召使いの群をかき分けて進む。 「違う、お前もコピーにゃ・・・これも違う・・・」 全く同じ姿のはずの召使いをかき分け、覗き込んではオリジナルを探すマナ。 しかし、誰もが、全く同じ姿かたちの召使い・・・それはマナが一番良く知っている筈 なのに・・・それでも必死で本物の召使いを探し続ける。 「にゃっ!!違うにゃ・・・お前も・・・くっ・・・次に押さえつけられたらもう二度と 立ち上がるチャンスがなくなるにゃ・・・」 言う傍からドンドン召使いが足や腰に取り付いて来る。徐々に遅くなるマナの歩み・・・ ついに亀のようにノロノロと召使いを引きずって歩くマナ。「ご主人さま――」×8と、 取り付いた召使いがゾンビのように不気味に合唱している。すると・・・ 足をもつれさせるマナの前に召使い。リナに捕まりそうになって顔を後ろに 向けているのにもかかわらず、その肩から上の白い首筋を見ただけでマナは絶叫した。 「にゃあああっ!!見つけたにゃあ、お前がオリジナルにゃあ!!」 マナは体に8人をまとい付かせたまま、アメフトの選手みたいに全員をずるずる 引きずってその目的の召使いにダイブする。 「ご、ご主人さま――っ!! はわわわわっ!! 」 その召使いも気が付いて慌ててマナを受け止めるが、一緒にしがみ付いている 召使い達の分の体重を受けあっさりつぶれる。倒れ込んだマナに残った召使いが どんどん被さって小山のようになった・・・ ・・・そして、150人近く居た召使いも最後の一人に・・・ 最後の召使い君はネコ姫3人がかりで責められてる。 「はうっ、あっ、ひんっ・・・きゃふうう・・・は、激しすぎますぅ!!」 手を押さえられて、快感にガクガク震えるマナの召使い。 「ほら・・・強く吸われるの好きだろ・・・ちゅちゅちゅ・・・んはっ・・・イクときは『私の フェラチオでイク』っていうんだぞ・・・れるっ、むちゅ・・・これで37人目だ・・・」 ミルフィと召使のシャフトを奪い合いつつフェラチオを敢行しているのはリナ。 ミルフィも必死でリナの前に割り込みつつ言う。 「もっとデリケートに扱いなさいな・・・召使い君もちゃんと『タマタマ〝もきゅもきゅ〟 されてイッちゃいます!!』って言うの・・・あなたが25人目ですわ・・・」 ・・・と、シャフトの根元の、きゅっと締まった袋を口に含んで弄ぶミルフィ。 「ふむぅ・・・んちゅ、れる・・・はん・・・ずじゅじゅ・・・」 ミルフィが口に溜まった唾液をすすり上げるたびに召使の腰が快感にビクビク 跳ねる。 ユナは召使の唇を奪い舌を絡めとりつつ、召使い君のおっぱいの先をぎゅいぎゅいと 嬲っている。 「ちゅ、はむうぅ・・・キミ、おっぱい弱いんだもんね・・・ユナがイカせてあげるからね、 ちゃんと言うんだよ・・・ほらココ、もうきゅんきゅんにして・・・もうこれで13回も イカせてるんだからぁ・・・」 ユナは細い指でツネツネと召使の胸の先っぽを引張る。 「ふああああっ!!だめですぅ――ぼく、ぼく・・・そんなに激しくされると・・・もう、 もう・・・」 白いカラダをくねらせてすすり泣く召使い。身を乗り出す3人のネコ姫。それぞれの 手が、舌が激しく動き始める。 「だ、誰でイッちゃうの!? 」×3 がくがく痙攣する召使いが掠れた声で叫ぶ。 「ああっ、ぼく、ぼく・・・出ちゃう・・・」 『ごくん・・・』×3。息を飲むネコ姫。 「・・・イク・・・ぼく、ぼくっ・・・お尻でイッちゃう――!!」 『びゅくっ、びゅくっ!! 』 シャフトがしゃくりあげ、濃い白濁が3人のネコ姫様達をかすめて中に舞う。 「へっ・・・お尻?・・・」×3 首をかしげる3人。その時、イッた召使いが『ふしゅうう』と消滅した。その下から 現われたのはソラヤ・・・ 「はぁ、はぁ・・・たくさん中に出しちゃいました・・・はああん・・・お兄さま7回も イカせちゃった・・・」 微妙に沈黙する3人のネコ姫・・・ 「ソ、ソラヤ・・・成長したわね・・・」 「む・・・あ、あなどれんヤツ・・・」 「いつの間に・・・って、それじゃ本物は!? 」 我に返るネコ姫たち、周りを見回す。するとリビングの真中に不審な白色の小山が こんもりと出現している。ぷるぷると震えるそれは白くぬめぬめと光っていて・・・ 「おおっ!! ホワイトスライムかっ!! 」 リナが全裸なのも忘れて思わず腰に手をまわし、剣の柄を探る。 『ぷるぷる・・・』 ホワイトスライムの震えが激しくなる。あまりの不気味さに後じさる4人。 『・・・ぷるぷる・・・ごばあっ!! 』 「いやあああ~ん!! 孵化したの~!? 」 その白い体を突き破って現われる異様な怪物。悲鳴をあげるユナ。そのモンスターが いきなりしゃべる。 「にゃふ・・・ひどい目にあったにゃ・・・」 「あ、姉上・・・!? 」 聞き覚えのある声に目を見開くリナ。ミルフィも言う。 「マ、マナなの・・・じゃあその、カラダに付いてる白いのは、もしかして・・・ああっ!! やめなさいっ!! 」 マナが『ぶるぶるっ!!』と身を震わせたので、体にまとい付いていた白濁が 四方八方に飛び散った。逃げ惑うネコ姫たち。 積もり積もった白濁の中から現われたのはやっぱりマナ。顔を洗うしぐさで頬を こする。 「それじゃ、本物のお兄さまは?」 ソラヤが呟くとマナは余裕たっぷりで、さっきまで自分が埋まっていた白濁の海の 中に手を突っ込んでかき回す。 「ここにいるにゃあ・・・」 『・・・がぼっ!! 』 そこから現われたのはぐったりとした白濁まみれの召使い。どうやら本物みたい・・・ 「し、白い悪魔が・・・どうしてこうなるの・・・がくっ・・・」 自分の白濁で溺れかけた召使いが気を失う。本日一番の被害者である。マナは 3人のネコ姫に勝ち誇って言う。 「残念だったにゃあ、これがオリジナルにゃあ!! 」 ムッとするネコ姫たち。でも、さらりとユナが言う。 「あ~あ・・・ユナ、召使いくん手に入ると思ったのになぁ・・・それじゃ、お金は 返金だよね」 と、ためらいもせずに札束を回収するユナ。 「えっ・・・そんにゃ・・・」 うろたえるマナを尻目にリナも申し訳なさそうに言う。 「あの・・・姉上、言いにくいのだが・・・」 言葉とは裏腹に、てきぱきと紙袋を奪回してるリナ。服を着たミルフィも白々しく ソラヤと会話してる。 「さっソラヤ、帰りますわよ・・・ふふ・・・すっかり時間を潰してしまいましたわ」 「はい、ご主人様・・・ボクとっても満足しちゃいました・・・」 ぞろぞろとマナの部屋を出て行くみんな。残されたマナは呆然としてる。 「そんにゃあ・・・元手がかかってたのに・・・やり逃げにゃ!!乗り逃げにゃ!!」 マナの悲鳴が虚しくリビングに響いた。 さて、疲れきってぞろぞろ歩く3人のネコ姫と一人。 「くっ・・・あんなにイカせたのに本物に当たらないとは・・・」 「おかしいですわね・・・私たち4人の合計の方がマナよりもイカせてたのに・・・ 運かしら・・・」 ミルフィが下を向く。ユナも言う。 「でも、マナ姉・・・なんか、本物判ってたみたいだったよ・・・」 「ばかな!!全部そっくり同じのハズだった!!目印でもあったのか?・・・」 断言するリナにユナが口を尖らせて抗議する。 「じゃあ、なんなのよ・・・」 「『愛』ですっ!!『愛のチカラ』ですっ!!ボクもあんなふうに増殖しても本物の ボクをご主人様がちゃ~んと見つけてくれますよね!?ね、ねっ?」 ソラヤがミルフィにすがり付いて言う。ソラヤの勢いにのけぞるユナ。 「も、もちろんですわっ!!マナにできて、わたくしにできない事ありませんもの・・・ たぶん・・・きっと!! 」 ホントは自信がないのか、裏返った声で叫ぶミルフィであった・・・ 「にゃふ・・・」 部屋はすごい惨状。嵐が通過したように散らかり、リビングの空気は体液やら 汗やらの150Pの名残でムッとするほど。 生活費は今回の実験で使ってしまった。頼みの『複製製造機』はいきなり スクラップになってしまって・・・さすがにガックリするマナ。 「・・・はにゃあ・・・なにも残らなかったにゃ・・・」 荒れ果てた辺りを見回して溜息を付くマナ。下を向くと軽い寝息を立てている 召使いがいた。 「・・・一つだけ残ってたにゃ・・・そういえば『ヘソクリ隠してる』って言ってたにゃあ・・・」 ニヤリと笑うマナ。きっと明日も明日の風が吹くのだ。 夢うつつの召使いが小さく寝言を呟く。 「・・・ご主人様ぁ・・・なんでぼくが判ったんですかぁ・・・ムニャムニャ・・・」 薄く微笑んでマナが言う。 「ちゃんと見つけられたのは『愛のチカラ』かも・・・にゃ・・・」 マナは召使いに毛布をかけてあげながら首筋に薄っすらと残っている 昨日つけたキスマークに向かって・・・いたずらっぽく・・・ ウインクした (おしまい)